亀戸天神社(2016.02.28撮影) 江東区亀戸にある亀戸天神は、亀戸天神、亀戸天満宮、東宰府天満宮とも呼ばれており、菅原道真を祀っており、学問の神様歳て親しまれていて、受験シーズンには絵馬を奉納する受験生がご利益を得ようと多く訪れます。 神社の創建は寛文元年(1661年)菅原道真の末裔で太宰府天満宮の神官であった菅原大鳥居信祐が諸国を巡ったのちにこの地にたどり着き、元々あった天神の小祠に道真ゆかりの飛梅で彫った天神像を奉祀したのが始まりとされています。 当時の江戸は明暦3年(1657年)に起きた明暦の大火(振袖火事とも呼ばれています。)からの復興を目指しており、四代将軍徳川家綱が鎮守神として祀るよう現在の社地を寄進し、寛文2年に太宰府天満宮に倣って社殿、楼門、回廊、心字池、太鼓橋などが造営されました。 神社は総本社である太宰府天満宮に対して東にあることから、「東宰府天満宮」、あるいは「亀戸宰府天満宮」、「本所宰府天満宮」と称されていましたが、その後亀戸神社となり、昭和11年(1936年)に現在の亀戸天神社となりました。 亀戸天神社は「東京十社」のひとつであり、「東都七福神」のひとつとなっています。 訪れたこの日は日曜日おまけに梅まつり開催中とあって大勢の人でにぎわってました。 東京十社は富岡八幡宮、芝大神宮、山王日枝神社、品川神社、赤坂氷川神社、根津神社、神田神社、白山神社、王子神社そしてここ亀戸天神社です。 東都七福神は、湯島天満宮、平河天満宮、牛天神北野神社、西向神社、五条天神社、仲町氷川神社、そしてここ亀戸天神社です。 |
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鳥居をくぐり抜け境内に入ると心字池があり、赤く塗られた太鼓橋が二つと平橋があります。手前にあるのが「男橋」、そして本殿側にあるのが「女橋」で、こちらは男橋です。男橋の向こうには東京スカイツリーが見えます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
男橋を渡ると平橋があります。平橋を渡った左側には柔らかな曲線の脚で支えられた琴柱灯籠があります。「琴柱」の名は琴の弦を支える琴柱の形に似ていることからつけられたとか。 この琴柱灯篭は金沢の兼六園の霞ヶ池のほとりにある徽軫(ことじ)灯籠(琴似灯籠とも)よりも大きいとのこと。 琴柱灯篭の奥には女橋が見えます。 |
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拝殿前には紅梅と白梅が植えてありちょうど見頃となっていました。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
御嶽神社 境内にある摂末社のひとつで、拝殿の東側に建てられており、「卯の神」として知られ、正月初卯、二の卯、三の卯には、卯槌や卯の神札が授与されます。火災除け、雪除け、商売繁盛、開運の神様です。 |
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神牛殿の神牛 拝殿のそばには神牛殿があり、天神の神使といわれる神牛が置かれており、神牛に触ることにより病気を治し、知恵を得るといわれているため、訪れる人が多く触れています。 |
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花園社 境内にある摂末社のひとつで、寛文年間に筑前花園より勧請を受けたもので、菅原道真の妻である島田宣来子(しまだ の のぶきこ)と14人の子供が祀られていて、安産、子宝、立身出世の守護神として信仰されている |
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紅梅殿 寛文2年(1662年)に太宰府天満宮の御神木である「飛梅」の実生(みしょう = 発芽したばかりの植物)を勧請して創建されたもので、現在の社は昭和63年(1988年)に再建されたものです。 「飛梅」とは、菅原道真が左遷されて太宰府に旅立つときに『東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ』と詠んだ和歌は有名ですが、道真公を慕って飛んできたといわれるのが飛梅で、太宰府天満宮では樹齢1000年を超えるといわれる「飛梅」が今でも花を咲かせているようです。す。 |
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歌川豊國の碑 石碑には二代目豊國と三代目豊國の肖像画が刻まれており、明治26年(1893年)に三世香朝楼国貞らの発案で建立したとあります。 |
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道真公は空海と小野道風(おおののみちかぜ=平安時代前期の貴族)ともに能書家で「書道の神」として祀られていて、7月に行われる筆塚祭には書道の向上、学問向上を願う人たちが使い古した筆を納めてさらなる向上を祈願しているといいます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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