ウルビーノとヴェローナ |
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サンマリノは朝から濃い霧に包まれています。視界は100mあるかないかというくらい濃い霧です。 事前に調べたところ25日から2、3日は天気が崩れるとなっていたのですけと゛、天気予報が外れることを願って午前8時過ぎにホテルを出発してフニクラで麓のボルゴ・マッジョーレまで下ります。 |
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ウルビーノ ボルゴマッジョーレの駐車場から約1時間でウルビーノに到着です。標高500mほどの山あいの町ウルビーノは中世にはウルビーノ公国の首都であった町で、ルネサンス期の画家ラファエロはこの町に生まれウルビーノ家をパトロンとしてここで最盛期を迎えており、他にも多くの文化遺産が残っていて1988年には「ウルビーノ歴史地区」としてユネスコの世界文化遺産に登録されています。 霧はとれたけど雨がしっかり降っている中の観光となりました。 |
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旧市街の入り口にあるメルカトーレ広場の駐車場でバスを降りると町は見上げるほど高い城壁に囲まれています。 | ||||||||||
ドゥカーレ宮殿 15世紀半ばにウルビーノ公国のモンテフェルトロ家によって建てられたルネサンス様式の宮殿ですが現在は国立マルケ美術館として利用されており、ラファエロの「黙っている女」、ピエロ・デラ・フランチェスカの「セニガリアの聖母」、「キリストの鞭刑」などルネサンス期の絵画が所蔵されています。 |
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旧市街に入るにはいくつかの城門がありますが、今回はこのヴァルボーナ門をくぐります。17世紀の初めに造られた門の上には2頭の鷲が飾られています。 | ||||||||||
サンツィオ劇場 観光スタートしてから雨が激しくなってきました。 この劇場は19世紀半ばに建てられたもので上部にはスフィンクスに似た一対の胸像がおかれています。 |
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ポルティコ 街中にはこのように建物の下にポルティコ(ポルチコ又はポーチコ)と呼ばれるアーケードが造られていて傘をささずに歩くことができます。 |
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リパブリック広場 奥に見えるのはドゥカーレ宮殿の鐘楼です。 |
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11時半にウルビーノを出発、ヴェローナに向かいます。ヴェローナまでは約300km途中で昼食をとり午後5時過ぎにヴェローナに到着です。雨はまだやみそうにもありません。 ヴェローナ ユネスコの世界遺産に「ヴェローナ市街」として登録されているヴェローナ、3度目の訪問ですが雨の日に訪れるのはこれが初めて、雨に加えて時間も5時過ぎ、撮影してもいい色が出そうにもありません。撮影意欲が減退します。 |
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観光はアディジェ川に架かるビィットーリア橋のたもとでバスを降りスタートです。 この橋は1931年に建造された新しい橋ですが、第2次世界大戦末期の1945年4月にドイツ軍によって破壊されており、戦後再架橋されたものです。 |
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エルベ広場 ボルサリ―門をくぐって旧市街に入りしばらく歩くとエルベ広場です。古代ローマ時代からあるこの広場、長方形の大きな広場となっておりかつてこの広場では野菜の市が開かれていました(「エルベ」とはイタリア語で「ハーブ(草)」の意味。)。いまでは野菜だけでなく衣料品やお土産なども売られています。 奥に見えるのはシニョーリ広場にあるランベルティの塔です。 |
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シニョーリ広場 エルベ広場と隣接するようにあるこの広場その昔は、ラジョ―ネ宮(現在は市庁舎)、裁判所、スカラ家の館などがありヴェローナの政治の中心であったところです。広場の中央にはダンテの像があります。 |
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バルビエリ宮 観光を終えて市内で夕食後バスでヴェローナ郊外のホテルに向かいますが、バスの駐車場はアデジェ川を渡ったところに新設されたとか、前に来た時はブラ広場まで数分のところでバスを降りましたが、今回はブラ広場から雨の中を20分近く歩かなければなりません。 |
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