富山城
 
天文12年(1543年)頃に神保氏によって築城されたといわれる富山城、神通川の流れを利用して水に浮いたように見えることから「浮城」とも呼ばれていました。天正10年(1582年)3月神保氏に代わって佐々氏が城を治めるものの本能寺の変後の天正13年(1583年)に豊臣秀吉の軍勢に攻め込まれて壊されましたが、徳川時代に入ってから加賀前田藩の分家として修復され富山藩10万石の居城となりました。
明治に入ってからは廃藩置県により廃城となるところを県庁舎として利用されたため破却を免れるものの昭和5年(1930年)の火災で焼失しました。現在の模擬天守は昭和29年(1954年)に産業博覧会にあわせて建築され、現在は富山城址公園内の市の郷土博物館として利用されています。
 
    
 
        
   
     
   
     
     
    
 
     
   
     
   
    
    
     
  千歳御門
富山藩10代の藩主前田利保の隠居所として建てられた千歳御殿の門ですが、廃藩置県の際に民間に払い下げられていたものが寄贈されて東出丸に移築されています。
江戸時代から残る唯一の遺構です。 
 
    
佐藤記念美術館
 
砺波市出身の佐藤助九郎氏が中心となって造られた城郭建築の民間美術館。その後佐藤家より寄贈されて現在は市が運営しています。
 
   
     
富山城址公園のイルミネーション      
   
     
   
     
     
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