千畳敷カール

長野県のちょうど中心あたりにある木曽山脈(通称:中央アルプス)の最高峰である木曽駒ケ岳(標高2955m)から南に1kmほど下ったところに宝剣岳(標高2931m)があります。千畳敷カールはこの宝剣岳の直下に広がる氷河地形です。
中央高速道路の駒ヶ根インターから程近い菅の台バスセンターに車を止めて(この先の黒川より一般車両は通行止めですが駐車場はここ菅の台のほうが便利です。)バスに乗り約30分ロープウェーのあるしらび平駅に到着します。標高1662mのところにあるしらび平からは60人乗りのロープウェーに乗って約7分で標高2612mのところにある日本最高地点の駅である千畳敷駅に到着します。
午後は観光客が多くなりロープウェーも待ち時間が長くなるとのことで朝早い時間に昇り、トレッキングしてみましたが、ここ千畳敷カールの紅葉の見ごろは例年10月初旬とのことでまだ山肌はほんの少し色づく程度でした。
 
    
 
   
しらび平駅から見るロープウェーの索道
千畳敷駅は一番上の鉄塔の先にあります。
 
千畳敷駅の日本最高地点駅の表示  
 

 

駒ケ岳神社
 
 

ミヤマアキノキリンソウ(キク科)


チングルマ(バラ科)の花後
 
サクライウズ
キンポウゲ科トリカブト属の新種で、発見された桜井さんの名前をつけて桜井烏頭となったとのこと。
 
シラビソ
マツ科の亜高山地帯に生育する常緑針葉樹ですが、葉の裏が白っぽくなっていることからシラビソ(白檜曽)と名づけられたとのことで、ロープウェイのしらび平駅の名前もこれから来ているようです。
 

ミヤマリンドウ(リンドウ科)
  
クロトウヒレン(キク科)
  
ヨツバシオガマ(ゴマノハグサ科)の花後
 

ナナカマド(バラ科)の実

ムカゴトラノオ(タデ科)
 
   
乗越浄土(のっこしじょうど)への登り道
トレッキングコースの八丁坂分岐点から乗越浄土まで急な登り道が続きます。私もチャレンジしようとしましたが、途中で膝が痛くなり断念。
 
 
 
 
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