ザルツブルク その2 | ||||||||||
レストランで昼食をとった後に自由行動ですが、Sさんと二人で行動しようと話していたところ、横浜からきていたМさん夫妻が同行させてくださいというので、4人で行動することに。 事前に調べていた『ザルツブルク・カード』(右の写真)の1日券を24€で購入しての行動です。 このカードは1日券といっても使用開始から24時間有効ですので、午後から購入しても翌日の同時刻寸前までが有効となっています。 カードの利用範囲は、市内のバスの全路線、ケーブルカー、そしてホーエンザルツブルク城や他の観光施設、ザルツァハ川の観光船の乗船料、博物館などが無料となり、そのほかの定期観光バスやコンサート入場料なども割引されるということなの、でかなりお得なカードです。 カードの利用開始時には、カードの裏面に名前、使用開始日時を自分で記入することとなっています。 |
||||||||||
三位一体教会(Dreifaltigkeitskirche) 1704年にバロック様式で創建された教会で、二本の時計塔と中央のドーム屋根が特徴となっています。 トロリーバスの架線がちょいと邪魔ですけど・・・ |
||||||||||
|
||||||||||
ザルツブルク大聖堂 午前のときは外観のみで、大聖堂内部には入りませんでしたが、自由行動となって入ってみました。入るときは入場料は必要ありませんが、退出するときは献金として1€くらい払ってくださいといわれていたので、素直に我々も献金を。 |
||||||||||
チェスに興じる人たち 日本でいえば、将棋や囲碁のように、欧米ではチェスが盛んで、時々広場でこのようにチェスをやっている人たちを見かけます。でもこのチェスの駒どう見ても石でできているようですので、動かすのは結構重いのではないでしょうか。 |
||||||||||
|
||||||||||
ホーエンザルツブルク城(Festung Hohensalzburg) メンヒスブルクの山の上に、大司教ゲプハルト・フォン・ヘルフェンシュタイン1世が1077年に建設を始めた防御施設がホーエンザルツブルク城で、完成したのはマイセン辺境伯コンラート1世の時代の12世紀初めとのことです。 この城は、12世紀後半の神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世"バルバロッサ"によるザルツブルク焼き討ちの際には焼失を免れ、15世紀後半のハプスブルク家や周辺諸侯からの攻撃に対応するため防衛能力が強化されており、ナポレオン戦争後の19世紀初めにはハプスブルク家の支配下となっていますが、一度も占領されることはありませんでした。 山の上にあるお城ですので、城に上るには急な坂道を歩いて行くか、写真のケーブルカーで上ることになります。ケーブルカーを含めての入場料は12€ですが、我々はザルツブルクカードを購入したので、このケーブルカーで行くことに。 このケーブルカーができたのは1892年のこととか、日本で最初にケーブルカーが運用されたのは、生駒鋼索鉄道120年以上もの歴史があるんですね。 |
||||||||||
|
||||||||||
城壁からはザルツブルクの市外が一望できます。 正面に見えるのはザルツブルク大聖堂やレジデンツ、その奥にはザルツァッハ川、更にはミラベル宮殿も見えます。 |
ザルツァッハ川をはさんだ対岸にはザルツブルクでいちばん標高が高いカプツィナーベルグ山(標高636m)が見えます。 ここに上ればお城の全景が見れるのでしょうね。 |
|||||||||
|
||||||||||
|
||||||||||
シュティフツケラー・ザンクト・ペーター(Stiftskeller St. Peter) メンヒスベルク山の岩盤をくりぬいた岩肌をくり抜いて建てられている、現存する世界最古のレストランで、その起源は、4から5世紀ごろより聖ペーター僧院教会の修道士たちにワインをふるまっていたと伝えられており、日本の大阪市にある建築会社金剛組(578年創業開始)、石川県小松市にある温泉旅館法師(718年操業開始)に続く古い企業で、公式には創業803年とされています。 |
||||||||||
馬洗場(Pferdeschwemme) 旅友のSさんがここだけは絶対見たいといって寄ったのがこの馬洗場です。 祝祭大劇場の北側のヘルベルト・フォン・カラヤン広場(Herbert von Karajan platz)にあるこの池は、ザルツブルク大司教の厩で飼われていた馬を洗うために設けられたもので、池の中央には馬を洗う厩務員の像があり、その後ろには躍動する馬を描いたフレスコ画があります。 |
||||||||||
|
||||||||||
丘の上の展望台からはザルツブルクの街並みが一望できます。 | ||||||||||
ザルツアッハ川の遊覧船 メンヒスベルクの丘から、船で街並みを見ようということになって、出航間近の切符売り場に。 マカルト小橋のたもとから1時間おきに出航しているこの遊覧船の乗船料は15€ですが、出航間近とあって、船内の席はいっぱいで、オープンデッキのところしか席が空いていいないといわれ、追加料金の3€を払って乗船し40分間のクルーズです。 |
||||||||||
カプツィナー修道院(Kapuzinerkloster Salzburg) | モーツァルト小橋Mozartsteg) | |||||||||
ホーエンザルツブルク城 | メンヒスベルクの丘の上に見える近代美術館 | |||||||||
約40分のクルーズを終えて桟橋近くまで戻った時、突然船が回転はじめました。何事かと思ったら若い女性の船長さん恒例のパフォーマンスだそうで、グルグルと3回転。突然のことにびっくりしていた船客も、回転が終わってから船長に向かって拍手、拍手でした。 | ||||||||||
|
||||||||||
トップページに戻る オーストリア その2に戻る ザンクト・ヴォルフガングを見る | ||||||||||
|