松山城(2011.04.16撮影)
 
日本100名城の81番に選定されている松山城(別名:金亀城)は関が原の戦いで戦功を認められた加藤義明が、道後平野の勝山(標高132m)に慶長8年(1603年)に築城したお城で、築城当初は5重の天守閣であったそうですが、寛永19年(1642年)に3重の天守に改造。
その後落雷や火災等により焼失したものの、幕末期の安政元年(1854年)に天守を復興。慶長期の様式を残した最後の城郭建築といわれ、現存12天守のひとつであり、天守閣や野原櫓、紫竹門等が国の重要文化財に指定されています。
 
 

松山城三の丸濠そばから見る松山城
 
ロープウェー・リフト
本丸に行くには登山道もありますが、このロープウェーかリフトに乗って上がります。所要時間はそれぞれ3分と6分、料金は片道260円往復で500円。天守閣の入場券(500円)と併せて購入することができます。

右の写真はロープウェー・リフトの、長者が平駅を降りてすぐのところにある正岡子規の句碑で、碑には「松山や 秋より高き 天守閣」と刻まれています。
 
 
  

大手門後付近から見る太鼓櫓と天守閣(後方)

戸無門(重要文化財)

筒井門と筒井門西続櫓

筒井門
 
隠門(かくれもん)
重要文化財に指定されているこの門は、筒井門の奥に隠された
埋門(うずみもん)形式の櫓門で、筒井門に来た敵を背後から急襲するために造られたとのことです。
 
ハコダテニオイサクラ(函館匂桜)とコゲラ
筒井門を入って正面のところにある桜で、ほかの桜よりも少し遅く咲くのかちょうど満開でした。
右の写真は城内を歩いていると「コツコツ」と音がするので、よく見たらコゲラが桜の木をつついているところでした。
 
 
 
太鼓門(重要文化財)
 

大天守(右)と小天守(左)(いずれも重要文化財)
天守閣(正面)と一の門東櫓(右)
いずれも重要文化財に指定されている建造物で、この先に入るには入場料が必要になります。左下が料金所です。

画面中央下には松山城のマスコット、ゆるキャラの「よしあきくん」が
 
 

天守閣
料金所を過ぎると正面に天守閣が見えます。天守閣の手前にあるのが
筋鉄門(すじがねもん)東塀(重要文化財)、左は小天守、右は一の門東櫓です。
 
   
一の門(重要文化財)
天守に通ずる本壇入口を守る門で高麗門形式となっています。
 
   

二の門(重要文化財)

三の門(重要文化財)
 
   

左から北隅櫓、十間廊下、南隅櫓

乾門
重要文化財
 
   

乾櫓重要文化財

紫竹門重要文化財
 
   
 
 
朝方の天気予報では晴れとのことでしたがあいにくの曇り空、写真的にはご覧のようにいまいちの状態となりました。
  
 
 
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