道後温泉と内子の街並み(撮影2011.04.15&04.16)

道後温泉

三千年の歴史を持つといわれる道後温泉、和歌山の白浜温泉、兵庫の有馬温泉とともに日本三古湯(日本書紀や風土記で挙げられているもので、延喜式神名帳では、道後温泉、有馬温泉と福島のいわき湯本温泉となっています。)のひとつにあげられています。
特に道後温泉本館は明治27年に完成した歴史ある共同温泉浴場で、夏目漱石の「坊ちゃん」にも登場することから別名「坊ちゃん湯」とも呼ばれており、国の重要文化財に指定されており、日本で唯一の皇室専用浴室も設けられています。
泉質は単純温泉で温度はちょっと高目となっていますが、硫黄温泉が好きな私としてはちょっと物足りないものの、朝風呂を経験してみました。
 
 

駐車場から見る道後温泉本館の全景
 
 
 
振鷺閣(しんろかく)
毎日朝6時、正午そして午後6時にこの太鼓楼で時太鼓が打ち鳴らされており、「日本の音風景百選」にも選ばれています。
 

伊予鉄道道後温泉駅

道後温泉の商店街
 
坊ちゃん列車
明治21年に開通した伊予鉄道のSLを復元したもので、夏目漱石の小説坊「ちゃん」にも「マッチ箱のような汽車」として登場しており、坊ちゃんもこれに乗ったことから坊ちゃん列車と呼ばれているとのことで、現在も毎日運行されています。但し、SLではなくディーゼルとのこと。
 
    
からくり時計
道後温泉駅前の広場に設置されているからくり時計で、朝8時から午後10まで1時間ごとに「坊ちゃん」に登場する人物が現れます。
 
 
内子の街並み

江戸時代は大洲藩の領地であった内子は大洲街道沿いにあり、近くを流れる小田川を利用しての物資の集積地として栄え、ハゼの木が多く植えられたことから木蝋の生産が盛んとなり和蠟燭の一大生産地としてその名を広めたようです。
現在は観光用に1軒が和蝋燭の生産を行っているだけで当時の面影はないとのことですが、江戸時代末期の街並みがそのまま残っており、町の八日市護国地区は国の重要伝統的建造物群保存地区と指定されています。
 
 
 
 
 
 
    
 
内子座
八日市護国地区から歩いて5分くらいのところにある歌舞伎劇場で、大正5年に地元民の娯楽施設用として建てられたもので、歌舞伎、落語、映画上映等に利用されていましたが、老朽化したため昭和60年に復元されたものです。
 
 
    
  
 
     トップページに戻る       今治城と宇和島城を見る