木場公園都市緑化植物園(2015.05.02撮影)
 
江東区の木場は隅田川の河口にあり、大火の多かった江戸時代に地方から建設資材としての大量の木材が運び込れ貯木場があったところですが、明治以降は埋め立てが進み貯木場は東京湾沿いに造られた新木場に移転し、そのあとにこの木場公園ができました。
公園は中央に葛西橋通りと仙台堀川があって北、中、南の3地区に分かれており、都市緑化植物園は南地区にあってボランティアの人たちによっていろいろな帰化植物の花が見られます。 
   場   所:江東区木場4-1-1
交   通:地下鉄東西線木場駅より徒歩約10分
開園時間:AM9:00~PM4:30無料(駐車場:有料駐車場有)
 
   
   
富岡八幡宮境内にある木場の角乗碑(左)と木遣り記念碑(右)  
     
   
ノースポール(キク科フランスギク属 地中海沿岸原産)   
     
   
ベニバナツメグサ(紅花詰草 マメ科 東ヨーロッパ・西アジア原産)  
     
  テンニンギク(天人菊)
北アメリカ原産のキク科テンニンギク属の花で、別名「インディアンブラケット」、「ブランケットフラワー」とも呼ばれています。
 
     
  ヤグルマギク(矢車菊)
キク科ヤグルマギク属の花でヨーロッパ原産、「ヤグルマソウ」とも呼ばれていたこともありますが、ユキノシタ科のヤグルマソウと混同するため現在は「ヤグルマギク」と呼ばれています。
ドイツ、エストニア、マルタの国花となっています。
 
     
   
モモイロタンポポ(キク科フタマタタンボポポ属 ヨーロッパ原産の花で別名「センボンタンポポ」)   
     
  マツヨイセンノウ(待宵仙翁)
ナデシコ科の花でヨーロッパから西アジアが原産。別名「ヒロハノテンマ」または「メランドリウム」と呼ばれ、夕方咲いて翌朝にしぼむことから「待宵」と名付けられました。
 
     
   
左はベニカタバミ(紅片喰)、右はフヨウカタバミ(芙蓉片喰)いずれもフウロウソウ科の花で紅片喰は南米原産、フヨウカタバミは南アフリカ原産
 
     
  ニワナズナ(庭薺)
アブラナ科ニワナズナ属の花で、かつてはミヤマナズナ属に分類されており、地中海沿岸、西アジアが原産。アリッサムまたは英名のままスイートアリッサムと呼ばれることが多い。
 
     
  シュロガヤツリ
カヤツリグサ科でマダガスカル原産、観賞用に栽培されるが、河川の岸辺に逸出し てる帰化植物で水質浄化に適しています。
 
    
    ハボタン(葉牡丹)
アブラナ科の植物で、同心円状に集積した葉のときに観葉植物として用いられていますが、暖かくなると茎が立って花を咲かせます。
 
   
  チャイブ
ヒガンバナ科ネギ属の植物で、セイヨウアサツキまたはエゾネギとも呼ばれています。薬味として取ると食欲増進効果があります。
 
     
  コモンタイム
地中海原産のシソ科の植物でハーブの一種として知られており、別名は「タチジャコウソウ」、
 
      
  エレサレムセージ
地中海原産のシソ科の植物で、「セージ」の名がついているが香辛料として用いられるセージとは全く別の植物です。和名は「キバナキセワタ」といい、香りがよいのでポプリやドライフラワーとしても利用されています。
 
     
  ゴールデンオレガノ
シソ科の「オレガノ」の園芸品種で、夏から秋口にかけて淡いピンク色の花をつけます。葉は生又は乾燥させて料理の香りづけに用いられます。
 
     
  アリウム・ユニフォリューム
ネギ科の植物で、北半球の各地に300種以上が分布生育しています。ニンニクやネギと同じ仲間のようです。
 
     
  オステオスペルマム
南アフリカ原産のキク科の植物で、別名は「アフリカキンセンカ」または「アフリカンデージー」
 
     
  シラー スキラ・ペルーウイアナ
ユリ科の植物でヨーロッパ、中央アジア、アフリカの温帯地方が原産の球根植物です。
 
   
  ユリノキ(百合の木)
モクレン科の植物で、ハンテンボク(半纏木; 葉の形が半纏に似ることから)、レンゲボク(蓮華木; 花が蓮の花を思わせることから)、チューリップツリーとも呼ばれています。
 
     
  木場公園大橋
公園の南地区と北地区をつなぐ橋で橋の下は仙台堀川が流れています。
 
     

ネモフィラ(ハゼリソウ科の植物で北米原産、ルリカラクサ(瑠璃唐草))
 
 
        
        
        
        
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