カザンラク

プロヴディフからバスで2時間のバラの谷にあるカザンラクに向かいます
    

途中の道にはこのような広大なひまわり畑がよく見られます(カルロボ付近でバスの中から撮影)
 
        
バラ博物館
カザンラクはバラ産業の中心地で、毎年4月末から6月上旬に、バラ祭りが開かれ観光客でごった返し、観光もままならない事態となるようですが、ばらの花も終わりに近づいたこの時期観光客はまばらです。ここバラ博物館では、ローズオイルの製造過程の写真が見られたり、バラ畑を見学することができます。
        
 
   
 
    
昼食会場でのブルガリア民謡の踊り  
     
 
   
トラキア人の墳墓

カザンラクのトュルベト公園の丘で第二次世界大戦さなかの1944年に、防空壕を掘っていて偶然発見されたトラキア人の墓。
起源前4世紀頃のものと推測され、発見されたときは盗掘された跡があったようですが、小さな墓は狭い回廊と玄室で構成されており、内部には精巧な壁画が残されています。
墓は保存のため一般人の立ち入りは禁止とされ、すぐそばにレプリカが設けられ見学できるようになっています。内部は撮影禁止ですが、撮影料5レヴァを支払えばフラッシュなしでの撮影ができます。
この墓は1979年にユネスコの世界遺産に「カザンラクのトラキア人の墳墓」として登録されています。
 
   

実物が入っている建物(半分しか写していませんが中には入れません。)
レプリカはここよりもう少し坂を上ったところにありますが、道の途中に案内板もないので素通りしてしまいがちです。
 
   

レプリカの入口

前方の狭くなっているところが玄室の入口
 
   
玄室の中は直径が3m位と小さく、10人も入ったら身動きできません。天井にはフレスコ画が描かれています。  
        
 
 

ブッドレア

ネムノキの花
 
   

チコリー

ヒペリカム・ヒドコート
 
    
    
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