ホルトバージとトカイ

ホルトバージ国立公園
(Hortobágy Nemzeti park)

旅も中盤ですが、今日も曇り空です。
ケチケメートのホテルを出発して3時間ちょっとでホルトバージに到着です。
ハンガリー大平原と呼ばれるアルフェルド(Alföld)平原にあるホルトバージ国立公園で、1973年にハンガリーで初めて国立公園となり、1999年にはユネスコの世界文化遺産に、「ホルトバージ国立公園-プスタ」として登録されたところです。
ホルトバージは、中央ヨーロッパの東部から東ヨーロッパの西部にかけて広がる牧草地帯で、その広さは800K㎡あります。ここでは、乳牛、肉牛、羊、馬などが多く飼育されてお、また、様々な種類の野生生物が生息しています。
レストランで昼食後、ホルトバージで伝統の馬術ショーを観光です。
 
      
   
  9月も下旬、ここハンガリーでも秋の収穫祭が各地で行われており、牧草ロールを用いた案山子が置かれています。  
     
 
ハンガリーは北部にこそ高い山がありますが、ここホルトバージは大草原、奥を見渡しても山一つ見えません。
 
     
   
  観光客は馬車に乗って牧草地帯の観光スタートです。  
     
   
     
   
  草原には井戸が掘られていて、牛、ヒツジなどの飲料用としての桶も置かれています。  
     
   
  灰色牛
正式にはマジャール・スルケ(Magyar szürke)という、ハンガリー固有種の牛で、1000年以上も多種との交配が行われていないという世界的にも珍しい牛で、灰色の肌と長い角が特徴です。

 
 
   
     
   
     
   
  ラッカ羊
こちらも固有者の羊で、遠くに固まって群れているため、角の長さがよく見えませんが、螺旋を描いて伸びるラセン角が特徴です。、
 
     
 
伝統的な衣装に身を包んだ、牧童達による馬術ショーがスタートします。
 
     
 
 
馬も調教するといろんな芸をするんですね。 
 
 
     
   
  観光客への乗馬体験サービスも行われます。  
     
   
  最後は2頭の馬にまたがって、3頭の馬の手綱を曳くという難しい技が披露されます。  
     
   
     
   
     
  馬術ショーを見終わってトカイへ移動開始です。  
     
  トカイ(Tokaj)

ホルトバージからワインの生産地で有名で、ユネスコの世界文化遺産に「トカイのワイン産地の歴史的・文化的景観」として登録されているトカイです。
ホルトバージからトカイへの移動中にバスの車窓からブドウ畑の遠景を見ることはできましたが、バスは写真ストップをしてくれることなく通過し、ホルトバージを出てから1時間半後の、日の暮れかかった午後6時過ぎに、トカイのワイナリーに到着です。
 
     
 
 


ヨーロッパを旅行してワイナリーに行くと、まず最初はワイン工房でワインができるまでの見学をして、それからワインの試飲というのが普通ですが、今回はワイン工房などの見学は一切なし、何といきなりワインの試飲です。
ワイン好きの人にはたまらないものでしょうが、一滴も飲まない私はブドウ畑の写真も撮れず残念なトカイ地方となりました。
 
     
   
   
ワインの試飲を終えて今日の宿のあるミシュコルツへ移動、ホテルに午後9時少し前にチェックインです。
 
 
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