グラーツ(Graz) 新石器時代に人が住み始め、15世紀には神聖ローマ帝国の首都ともなったことのある歴史のある町グラーツは、シュタイアーマルクの州都であり、オーストリア第2の都市ですが、旧市街及び近郊にあるエッケンベルグ城が、2010年ユネスコの世界遺産に「グラーツの市街-歴史地区とエッゲンベルク城」として登録されています。(当初1999年に「グラーツ歴史地区」として登録されたものを2010年にエッケンベルク城を含めての拡大登録に変更したものです。) 町の郊外にあるホテルを午前8時50分に出発し、中心部に着いたのが9時10分過ぎ、観光開始ですが今日は曇り空です。 |
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王宮 かつてはフリードリヒ三世の居城であった建物ですが、現在は州知事の官邸として利用されており、当時の面影が残っているのは、1449年に設けられた階段棟だけとなっています。 階段棟は二重螺旋階段となっていて「ゴシック建築の逸品」とされています。 |
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鏝絵のある家 シュポルガッセ(Sporgasse)とホーフガッセ(Hofgasse)の角にあるこの家の壁一面に鏝絵の装飾が行われています。 |
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ヨハン大公の噴水(Erzherzog-Johann-Brunnen) ハウプト広場の中央にあるこの像、オーストア帝国の軍人で、女帝マリア・テレジアを祖母、その子のレオポルド二世を父とする、オーストリア帝国の皇族であったヨハン・バプティスト・フォン・エスターライヒ(Erzherzog Johann Baptist von Österreich)の像です。 ヨハン大公は、軍人として一般兵士と接したのちに貴族生活に疑問を持ち、シュタイアーマルク州の農林業の繁栄や社会福祉に力を注ぎ、民衆から慕われて、「アルプス王」、「シュタイア―マルクのプリンス」とも呼ばれていた人です。 |
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壁絵の家(Gemaltes Haus) ヘレンガッセ(Herrengasse)の市庁舎のそばにあるこの壁一面にフレスコ画が描かれた家は、ヘルツォークホーフ(Herzogshof)ともいい、1742年にバロックの巨匠ヨクン・マイャーによって描かれたたもので、書かれた面積は220㎡あるとのことで、ギリシャ神話やローマ神話などの絵が描かれています。 |
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ヘレンガッセ(Herrengasse)の家並み トラムが走る旧市街の大通りです。 |
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オペラハウス(Opera Graz) 1899年に建てられたもので、ウィーンの国立歌劇場に次いで二番目の規模を誇っています。 |
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