迎賓館赤坂離宮(2014.11.10撮影)
 


迎賓館赤坂離宮は毎年8月に内部の参観を行っていますが応募が多くて抽選で参観者を決定すると聞いています。このため申し込んでも抽選に外れて参観できない人のほうが多いようですが、前庭の一般公開は内部には入れないものの申込み不要なので行ってきました。11月8日から10日までの3日間の公開ということでしたが、前2日間が天気が悪かったので今日は混むかと思い早めに到着して開門を待ちました。
迎賓館のあるこの地は江戸時代には紀州徳川家の中屋敷があったところで、明治42年(1909年)にネオ・バロック様式で東宮御所(後に赤坂離宮)として建てられたものです。戦後の一時期は国会図書館、裁判官弾劾裁判所、東京オリンピック組織委員会等に使用されたこともありますが、昭和49年(1974年)に迎賓館として改装され国賓の接遇や宿泊に利用されており、平成21年(2009年)に明治以降の文化財として始めて国宝に指定されています。
入館は10時からで、開門となると入場者は門を入ってすぐ左側にあるテントの中でカバンの中をあけて見せ、危険物確認のため、金属探知機をくぐってから見学開始です。
 
      
 
     
  正面入口   門の上部には菊花紋があります。   
          
 
  正面に本館が見えます。前庭の庭園には黒松の木が植えられ、両側に噴水があります。
   
     
  建物正面
24mmの広角レンズで撮影しても全部入りきりません。魚眼レンズに交換 して撮った写真が右の写真です。 
 
   
   
  あいにくと逆光状態での撮影です。  
     
   
  屋根の上には4羽の鳳凰と日本政府の紋章である桐花紋(上左)、そして鎧兜の武者像(上右)と西洋建築でありながら和の意匠が施されています。  
      
   
正面入口
入口は三ヶ所あり中央の扉の上部には皇室の御紋である十六八重表菊の御紋が、扉には桐花御紋があります。
 
 
 
     
  内部参観ができると、和風別館の遊心亭や噴水のある庭園が見れるのですが今日はここまで、来年は夏の内部参観にぜひ応募してチャレンジしたいと思っています。でも籤運あまり強くないから駄目かな?
ということで神宮外苑の銀杏並木まで足を伸ばすことに
 
     
   
  若葉東公園(上左)とユリノキの並木道(上右:迎賓館正面につながる道です)  
     
  明治神宮外苑の銀杏並木
時々写真を撮りに行ってますけど見頃の時期は「いちょう祭り」が開催され大勢の人で込み合うのでチョット早いですが迎賓館から歩いてみました。約15分で到着、146本ある銀杏の木はまだ黄金色にはなっておらず緑から黄緑とグラデーション状態で、訪れている人もそんなに多くありません。
 
   
   
     
   
      
  ちなみに見頃の時期の銀杏並木は下のように並木全体が黄金色になります。その代わり、通行止めとなった道路は人、人、人となってしまいます。(2013.11.24撮影)  
   
   
   
   
     
     
          
          
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