ブルージュ

オランダ語では「ブルッヘ」と呼ばれるこの街、その意味は12世紀にこの地を襲った大津波によってできた溝を運河とし、ここに無数の橋を架けたことからつけられたとのことです。運河により港湾都市として栄えたこの街も、15世紀に入り運河への土砂の堆積が激しく船の運航が難しくなったことから衰退した結果、中世の街並みがそのまま残ることとなりました。
この街は、別名「水の都、「天井のない博物館」とも呼ばれており、「フランドル地方のベギン会修道院群(1998年登録)」、「ベルギーとフランスの鐘楼群(1999年登録)」、「ブルッヘ歴史地区(2000年登録)」と3つの世界遺産があります。
 
 
   
街の入口となる運河の風景(朝霧で少し靄っています。)
    
   
川岸で咲いていた水仙   監視塔?   
   

 
 
愛の湖公園
港湾都市として栄えていた頃は、ゲントとの間を結ぶ水上輸送の波止場として使われていたそうですが、水門で仕切られて「愛の湖」となったとか。左に見えるのはベギン会修道院の一部です。
下の写真も愛の湖公園での撮影ですが、新婚さんではないようですけど、何かの撮影風景のようです。

 
 
   
    
ベギン会修道院
ベルギーのフランドル地方にはいくつかのベギン会修道院があるようですが、ここは13世紀に設立されもので、現在はベネディクト派の修道女たちが暮らしているとのこと。静かなたたずまいはほかの修道院とは趣きがちょっと違っています。

 
 
 
       

修道院の入口となる橋から撮影
 
入口付近から撮影
 

運河の風景昼と夜
中央の塔は、マルクト広場にある世界遺産に登録されている鐘楼です。  
 
   
       
   

運河クルーズ
市内の中心部にある運河を30分かけて回ります。同じ場所でも道沿いに見るのと船から見るのではちょっと感じが違いますよ。

 
 
   
  
鐘楼
マルクト広場にあるこの鐘楼(世界遺産)、14世紀の初めに建設が始まり、完成したのが15世紀末とか。高さ83メートルの塔に上ることができますが、当然エレベータは無し、366段の階段にチャレンジが必要です。

 
 
   

マルクト広場の昼と夜(右は鐘楼、左は州庁舎です。)
 
 
   
       
 市庁舎
1420年に完成したブルージュで最も古い建物の一つで、ブルグ広場にあります。ゴシック様式で建てられており、ゴシック建築の市庁舎としてはベルギー最古とか。

 
 
   
       
   
     
  宿泊したホテルの中庭で咲いていた八重桜   
       
       
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