ホーエンツォレルン城 ウルムを出発して約1時間40分田園風景の中に見える山の上にお城が見えてきました。ホーエンツォレルン城です。 ホーエンツォルレン城はドイツ南西部のシュヴァーベン地方にあるヘヒンゲン(ヘッヒンゲンとも呼ばれます。)近くの標高855mのシュヴァーベン山の上に建てられたお城です。 11世紀当時この地方を支配していたツォルレン家が山の上にツォルレン城を築いたのがはじめで、ツォルレン家はその後ホーエンツォレルン家と名を改めるとともに城の名前もホーエンツォルレン城としました。 しかしながら城は1423年に破壊され、1454年から再建が行われ三十年戦争では要塞として使用されていました。その後城の持ち主が幾たびか変わり、また、要塞としての利用も無くなったことから次第に荒廃し、19世紀の初めには廃墟と化していました。 城が現在の姿で再建されたのは1867年プロイセン王フリードリヒ‐ウィルヘルム4世の時代です。 |
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このお城も「天空の城」と呼ばれているようで、麓に雲が発生すると浮かんで見えるようです。また、ノイシュヴァンシュタイン城、ハイデルベルク城と並んで「ドイツの3名城」と呼ばれています。 | ||||||||||||||||||
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城門を潜ったらすぐお城が見えるかと思ったら上り坂、そしてまた城門です。二つ目の門の先には跳ね橋が設けられています。 全体的に道幅が広く天井も高いので、おそらく騎馬兵士がそのまま通れる構造となっているのではないでしょうか。 |
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三つ目の門に入ると更に上り坂のトンネルがあります。トンネルの両側は。なんという構造で造られているんでしょう。都合3回門をくぐりつつ坂を上にと上ってゆきます。お城大好き人間な私、国内、海外のお城をいくつも見てきましたが、こんな造りのお城は初めてです。 | ||||||||||||||||||
漸くゲートタワーに到着です。これを潜れば城内です。 ゲートタワー手前の門扉には「KÄISER WILHEM GEDÄCHTNISKICHE BERLIN 1897 1943」とあります。調べてもこの城にカイザーウィルヘルム2世が来たようなことは出てこないし、おまけにカイザー・ヴィルヘルムは1941年に亡くなっています。何の意味があるのでしょうか |
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お城の全景の写真をと思いましたが、広い場所がなく全景を撮ることができません。 | ||||||||||||||||||
城内を日本人女性スタッフによって案内されましたが、このお城は現在もツォレルン家の人が暮らしているとのことで、一切撮影禁止となっていました。 | ||||||||||||||||||
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お城は山の上にあるので360度全て見渡すことができます。 | ||||||||||||||||||
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Google Earthより |
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