シュヴァンガウとヴィース
 
昨日はホーフブロイハウスでのショーを見学後にホテルに着いたので、夜寝るのが遅くなったのですが、相変わらずツアーメンバーは早起きです。歳のせいですかね。朝7時55分のロビー集合と言われていたのに、時間前に全員集合。すぐにホテルを出てロマンティック街道に。30分近く走って街道に入るとバスの外は雪景色になりました。今日も一日寒い観光となりそうです。
ミュンヘン市街の朝
ドイツにきてから始めて青空の朝です。雨上がりで空気もひんやりしています。
  
ヴィース教会(1983年「ヴィースの巡礼教会」として世界文化遺産に登録されています。)
18世紀の半ばに建てられたロココ様式のこの教会は、ロマンティック街道から一寸外れたところにあります。訪れたときは、雪もちらついており、駐車場にほかの観光客の車はありません。
我々が着いてすぐに日本人観光客を乗せたバスが1台着ましたが、あっという間にいなくなり、我々12名でゆっくり見学です。みんなが中を見ているときに外に出て写真を撮っているとわずかの時間だけ青空が出始めあわてて撮ったのが左下の写真です。

 
聖コロマン教会
ヴィース教会を出てホーヘンシュヴァンガウに向かうためロマンティック街道に戻ってシュヴァンガウという街にある教会です。
周囲には何もなく、只ポツンと立っている感じです。今から19年前に訪れたときはここでバスを止めて写真タイムとなったのですが、添乗員さんの話では、写真タイムで日本人が交通事故にあったため、ここでバスを止めてはいけないとなったとか。
(右の写真は19年前に訪れたとき撮ったもので、初雪が降ったばかりでした。フィルムからCDに落としたものです。一寸色が悪いですが)

ホーヘンシュヴァンガウ城とノイシュヴァンシュタイン城
この地を訪れるのは、90年、97年に続いて3回目です。前2回の訪問では、橋が工事中であったり時間が足らない等で、絶景といわれるマリエン橋から城を見ることができなかったので、「3度目の正直」と思っていたのですが、着いてみると結構雪が積もっており、橋への入口となる道は「通行止め」の標識と柵がしてありました。
結局、今回も橋まで行くことができず、同行者から「もう一回来たら!」といわれる次第でした。
ホーヘンシュヴァンガウ城
12世紀に建てられたこの城は、マクシミリアン2世が19世紀の半ばにゴシック様式で再建し、夏のお城として利用したとのこと。ルートビヒ2世もその生涯の大半をここで過ごしていたようです。
マイバウム
ドイツ語で「5月の木」と呼ばれており、5月1日に長い棒の先に木をつけて立てる行事が行われています。これを立てる理由は色々あるとのことですが、春の到来を祝って行うというのが多いようです。バイエルン州では、州の旗の色と同じで、青は空の色、白はアルプスの雪の色をあらわしているそうです。
ノイシュヴァンシュタイン城
別名「白鳥城」と呼ばれるこの城は、バイエルン国王ルートビヒ2世が夢の実現のため精魂こめて建てた城で、19世紀後半に完成されたものです。
 
ディンケルスビュール
 
今日の宿であるローテンブルグに行く途中、添乗員さんが案内してくれたのがこの街です。
中世には手工業と交易で栄えたこの街は、15世紀ごろまでに造られたという城壁で囲まれた小さな街で、ライトアップされた街の中を見学しましたが、戦争の被害を殆ど受けていないということで中世の佇まいをそのまま残している街並みでした。
ヴェルニッツ門
城壁で囲まれたこの街には東西南北に4つの門があり、この門は東側の門となります。
マルクト広場
街の中心となる広場で、右側には木組みのドイチェス・ハウスがあり、左奥には聖ゲオルグ教会の塔が見えます。
聖ゲオルグ教会
15世紀の半ばから末にかけた建てられた教会で、ヴェルニッツ門側から撮った写真です。
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