ヴェネツィア今日はいよいよ観光最終日、ヴェネツィアを観光してミラノから成田に戻ります。モーニングコールは５時半だというのに４時過ぎに目は覚め、仕方なくいつものように部屋でモーニングコーヒーを飲み、時間をつぶしてロビーにおいてあった朝食のお弁当を食べて出発まで待ちます。７時にホテルを出発して約２時間半、９時半過ぎにヴェネツィアのフジーナという港に到着です。ご存知のようにヴェネツィアには列車か船でしか行くことができません。５年ぶりに訪れるヴェネツィア、前回はここで一泊したのですが、今回は食事の時間を入れて４時間の滞在です。でも前回に比べると空は靄っていなくていい写真が撮れそうです。
	フジーナの港貸切の船は港を出るとヴェネツィア本島とジュデッカ島の間にあるジュデッカ運河を進みます。
	旧スタッキー(ストゥッキー)製粉所１９世紀末に建てられたネオ・ゴシック様式のこの建物、モリノ・スタッキーという製粉会社の工場として２０世紀半ばまで使用されていたそうですが、現在はホテルとして利用されています。
ジェズアーティ教会聖マリアロザリオ教会が正式名称のこの教会、１８世紀半ばに建てられたもので、ジュデッカ運河に面して建てられています。

	イル・レデントーレ教会ジュデッカ島にあり、パッラディーオが設計し１６世紀の終わりにペスト終焉を祈願するために建てられた教会で、毎年７月の第３日曜日にれでんとーレ祭りというのが開催され、ジュデッカ運河にヴェネツィア本島から浮橋が設置されここを多くの人が渡ってお祭りに参加するそうです。
	ヅィテッレ教会ジュデッカ島にあり、こちらもパッラディーオの設計で１６世紀の終わりに建てられ、ウィキペディアの説明による女性が避難したと記されているので、いわゆる｢駆け込み寺｣として利用されていたようです。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会ジュデッカ運河がサンマルコ運河と交わるところのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島にあります、というか、島全体が教会となっています。この教会もパッラディーオの設計で１６世紀の後半に建てられており、サン・マルコ広場やスキアヴォーニ海岸通りからよく写真が撮られています。

税関岬とサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会ヴェネツィア本島の突端にあるこの岬、何故｢税関岬｣というのか、ヴェネツィア唯一の生産物であった塩の倉庫がこの地にあり、これに対する税を徴するための税関があったことから、そう呼ばれるようになったようです。手前の建物は、日本人の設計によるプンタ・デッラ・ドガーナ(税関岬)現代美術館で、左奥にあるのが、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会でペスト撲滅と聖人に捧げるために１７世紀半ばから末にかけて建設されたものです。

	スキアヴォーニ海岸通りサン・ザッカーリアの船着場からサン・マルコ広場に通ずるこの海岸通りはいつも観光客で一杯ですが、こういうシャッターチャンスもあるのですね。
サン・マルコ寺院(下左)とドゥカーレ宮殿(下右) サン・マルコ広場は観光客で相変わらずの賑わい、これでもちょっと人が少ないほうでした。できれば人のいないシーンでと思うんですけど・・・中に入りましたが、床が結構波を打ち出してきており、やはり最近の大潮時の浸水の影響も出てきているんでしょうか。(内部撮影禁止) 右側に建つドゥカーレ宮殿前は寺院に入る人と鐘楼に登る人の列で大混雑でした。

嘆きの橋とリアルト橋ヴェネツィアで最も知られた二つの橋、あいにくと嘆きの橋は工事中のようで、下左のような状態です。リアルト橋まではサンマルコ広場の時計塔横の路地から道に迷いそうになりながら漸く到着、でもこの位置だと全体が撮れてないですね。(下右の写真)

行政長官府旧館(下左)と新館(下右) サン・マルコ広場を取り囲むようにたつこの二つの建物、ヴェネツィア共和国ナンバー２の行政府長官の執務室として建てられたもので旧館は１２世紀に、新館は１７世紀に建てられたが、現在は一部が博物館として、１階部分は店舗として利用されています。

時計塔行政長官府旧館の右隣、リアルト橋へ行くメルチェリア通りのアーチの上にあります。15世紀に建てられた建物に塔に両翼の建物が増築されて現在に至っていますが、正午になると屋上のブロンズのムーア人の像が鐘を鳴らすので(下右の写真)、｢ムーア人の時計塔｣と呼ばれているようです。

	リベルタ橋イタリア本土のメストレ地区とヴェネツィア本島を結んでいる橋で、1933年当時の独裁者ムッソリーニにより建設が行われ｢リットリオ橋｣という名がつけられていましたが、第2次世界大戦終結後にファシズムからの解放を記念して現在の名前に改称されたとのことです。走っている列車は橋と平行して架けられている鉄道橋を走っています。

昼食後の午後1時半過ぎにミラノのマルペンサ空港へ向けてヴェネツィアを出発。8日間の観光日程すべてを終了です。 8日間天気に恵まれ撮影した写真は1700枚強、ハプニングもありましたが楽しい旅を続けることができました。

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ヴェネツィア今日はいよいよ観光最終日、ヴェネツィアを観光してミラノから成田に戻ります。モーニングコールは５時半だというのに４時過ぎに目は覚め、仕方なくいつものように部屋でモーニングコーヒーを飲み、時間をつぶしてロビーにおいてあった朝食のお弁当を食べて出発まで待ちます。７時にホテルを出発して約２時間半、９時半過ぎにヴェネツィアのフジーナという港に到着です。ご存知のようにヴェネツィアには列車か船でしか行くことができません。５年ぶりに訪れるヴェネツィア、前回はここで一泊したのですが、今回は食事の時間を入れて４時間の滞在です。でも前回に比べると空は靄っていなくていい写真が撮れそうです。
	フジーナの港貸切の船は港を出るとヴェネツィア本島とジュデッカ島の間にあるジュデッカ運河を進みます。
	旧スタッキー(ストゥッキー)製粉所１９世紀末に建てられたネオ・ゴシック様式のこの建物、モリノ・スタッキーという製粉会社の工場として２０世紀半ばまで使用されていたそうですが、現在はホテルとして利用されています。
ジェズアーティ教会聖マリアロザリオ教会が正式名称のこの教会、１８世紀半ばに建てられたもので、ジュデッカ運河に面して建てられています。

	イル・レデントーレ教会ジュデッカ島にあり、パッラディーオが設計し１６世紀の終わりにペスト終焉を祈願するために建てられた教会で、毎年７月の第３日曜日にれでんとーレ祭りというのが開催され、ジュデッカ運河にヴェネツィア本島から浮橋が設置されここを多くの人が渡ってお祭りに参加するそうです。
	ヅィテッレ教会ジュデッカ島にあり、こちらもパッラディーオの設計で１６世紀の終わりに建てられ、ウィキペディアの説明による女性が避難したと記されているので、いわゆる｢駆け込み寺｣として利用されていたようです。
サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会ジュデッカ運河がサンマルコ運河と交わるところのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島にあります、というか、島全体が教会となっています。この教会もパッラディーオの設計で１６世紀の後半に建てられており、サン・マルコ広場やスキアヴォーニ海岸通りからよく写真が撮られています。

税関岬とサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会ヴェネツィア本島の突端にあるこの岬、何故｢税関岬｣というのか、ヴェネツィア唯一の生産物であった塩の倉庫がこの地にあり、これに対する税を徴するための税関があったことから、そう呼ばれるようになったようです。手前の建物は、日本人の設計によるプンタ・デッラ・ドガーナ(税関岬)現代美術館で、左奥にあるのが、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会でペスト撲滅と聖人に捧げるために１７世紀半ばから末にかけて建設されたものです。

	スキアヴォーニ海岸通りサン・ザッカーリアの船着場からサン・マルコ広場に通ずるこの海岸通りはいつも観光客で一杯ですが、こういうシャッターチャンスもあるのですね。
サン・マルコ寺院(下左)とドゥカーレ宮殿(下右) サン・マルコ広場は観光客で相変わらずの賑わい、これでもちょっと人が少ないほうでした。できれば人のいないシーンでと思うんですけど・・・中に入りましたが、床が結構波を打ち出してきており、やはり最近の大潮時の浸水の影響も出てきているんでしょうか。(内部撮影禁止) 右側に建つドゥカーレ宮殿前は寺院に入る人と鐘楼に登る人の列で大混雑でした。

嘆きの橋とリアルト橋ヴェネツィアで最も知られた二つの橋、あいにくと嘆きの橋は工事中のようで、下左のような状態です。リアルト橋まではサンマルコ広場の時計塔横の路地から道に迷いそうになりながら漸く到着、でもこの位置だと全体が撮れてないですね。(下右の写真)

行政長官府旧館(下左)と新館(下右) サン・マルコ広場を取り囲むようにたつこの二つの建物、ヴェネツィア共和国ナンバー２の行政府長官の執務室として建てられたもので旧館は１２世紀に、新館は１７世紀に建てられたが、現在は一部が博物館として、１階部分は店舗として利用されています。

時計塔行政長官府旧館の右隣、リアルト橋へ行くメルチェリア通りのアーチの上にあります。15世紀に建てられた建物に塔に両翼の建物が増築されて現在に至っていますが、正午になると屋上のブロンズのムーア人の像が鐘を鳴らすので(下右の写真)、｢ムーア人の時計塔｣と呼ばれているようです。

	リベルタ橋イタリア本土のメストレ地区とヴェネツィア本島を結んでいる橋で、1933年当時の独裁者ムッソリーニにより建設が行われ｢リットリオ橋｣という名がつけられていましたが、第2次世界大戦終結後にファシズムからの解放を記念して現在の名前に改称されたとのことです。走っている列車は橋と平行して架けられている鉄道橋を走っています。

昼食後の午後1時半過ぎにミラノのマルペンサ空港へ向けてヴェネツィアを出発。8日間の観光日程すべてを終了です。 8日間天気に恵まれ撮影した写真は1700枚強、ハプニングもありましたが楽しい旅を続けることができました。

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