高尾山(2014.11.07撮影) 紅葉情報を見ていると高尾山が色づいてきたという情報があり、毎年見頃の時期は多くの観光客が訪れ混雑するということを聞いていたのでチョット早いかもしれないけど出かけてみました。高校1年のときに訪れて以来ですからなんと56年ぶりです。 |
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京王線高尾山口駅ホームから見るイチョウの黄葉 | ||||||||||||||||||
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リフトに登ってみていても部分的に色づいていますがまだ見頃には時間がかかりそうです。 (リフトですと山上駅まで約12分、ケーブルカーですと麓の清滝駅から高尾山駅まで約6分で着きます。) |
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高尾山駅そばの広場から見る八王子の街並み、遠くには西新宿の高層ビル群がうっすらと見えています。靄っているので写真では判りにくいですが東京スカイツリーも見えます。 | ||||||||||||||||||
蛸杉(たこすぎ) 一号路を登り出してすぐに大きな杉の木が見えてきます。「蛸杉」と呼ばれている幹周り約6m、高さ37mあり推定樹齢450年の巨木です。 名前の由来を記した看板には参道工事のため伐採しようとしたところ一夜で根が後方に曲がってしまったから、その根の形が蛸の足に似ているからこう呼ばれるようになったとか。 違う角度から撮影しようとしても道路側にはフェンスが置かれていてこの角度が精一杯でした。 |
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浄心門 この門をくぐると高尾山薬王院への参道となります。 正式名称を「高尾山薬王院有喜寺」といいますが、一般的には「高尾山」又は「高尾山薬王院」と呼ばれており、天平16年(744年)に聖武天皇の勅命により行基菩薩により開山したと伝えられ、ご本尊が薬師如来となっていることから「薬王院」と称しています。 |
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神変堂 浄心門を過ぎてすぐの左側にあるこのお堂、ここ高尾山でも修行したといわれていて修験道の開祖とされる役小角を本尊としています。 |
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山門 女坂をのんびり歩いて約10分で山門に到着します。山門は別名「四天王門」とも呼ばれ、持国天、増長天、広目天そして多聞天の四天王像が鎮座しています。 |
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大天狗(右)と小天狗(左)の像 高尾山は古くから修行の山として知られており、修行の守り神として、高尾山には天狗さまが棲むと信じられており、この天狗像は開山630年を記念して平成17年に造立されたと案内板に記されています。 |
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願叶輪潜 天狗像の反対側に4年ほど前に造られた願い叶う輪潜りの石碑があります。 輪潜りは藁でできているのが多いのですがここ高尾山は訪れる人も多いので石造りとなっているようです。 |
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仁王門 昭和35年に都の有形文化財に指定されているこの仁王門はベンガラ(紅殻)色が鮮やかです。この門をくぐると御本社です。 |
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御本堂 明治34年(1901年)に入母屋造りで建立された薬王院の中心となる本堂で、薬師如来と飯縄権現が祀られています。 |
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本社権現堂(都有形文化財指定) 薬王院の中心となる本社で、飯縄権現を祀る社殿(神社)で享保14年(1729年)に建てられており、社殿全体に華麗で極彩色の装飾がなされています。 寺院と神社は別にあるというのが普通ですが、ここ高尾山薬王院は神仏分離以前に建てられているのでこのような形態となっています。 |
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高尾山不動堂 本社権現堂を過ぎて階段を登った先にあるのがこの不動堂です。 17世紀後半に建てられたと推定されるこの不動堂は、もともとは護摩堂として本堂の近くに建てられていましたが明治末期に移築されてものです。 |
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富士浅間社 富士浅間社は天文年間(1532~1554年)頃に創建されたとのことであり、富士山信仰が隆盛を極めていた江戸時代において富士登拝ができない人たちが高尾山にて富士浅間社を拝んでいたとのことです。現在の社は大正15年(1926年)に再建されたものです。 |
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富士浅間社から歩くこと約10分で高尾山の頂上に到着です。 標高599.03mのこの頂上は「十三州見晴台」とも呼ばれ、武蔵、相模、上野、下野、常陸、上総、下総、安房の関八州のほかに越後、信濃、甲斐、駿河、伊豆迄見渡せたといわれており、現在では樹木が伸びて視界がさえぎられていますが、天気がよければ富士山も見渡せることができ眺望は抜群です。残念ながらこの日は晴れてはいましたけど富士山は雲のせいで見ることはできませんでした。(クリックすると大きな画像が表示されます) |
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帰りは「稲荷山コース」で下山です。高尾山のなかでも健脚度№1のハードな下り道です。紅葉していれば疲れも感じないのでしょうけど、部分的に紅葉しているところはありましたがチョット時期的には早かったようでした。(このコースは現在するまでに約70分、階段も多くて滑りやすいので注意して歩かねばならず結構疲れます。又、トイレが使用できなくなっていますのでご注意を!) | ||||||||||||||||||
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