スピシュ城

旅も後半、今日はスピシュ城とヴィソケー・タトリの観光です。朝ホテルの外に出てみると気温がぐっと下がっているようです。スマホについている天気の画面を見ると、気温と6℃と表示されています。結構寒そうです。今日は薄手のダウンを持って移動です。
 
      
   
  朝7時45分にコシツェのホテルを出発して小1時間、スピシュ城が近くなってきましたが、山の方には霧が出つつあるようです。晴れてくれればいいのですが・・・  
     
   
  スピシュ城の駐車場に到着したのはホテルを出溌してから1時間半後、懸念していた通りご覧の状態、霧で視界は100mあるかなしです。絶景ポイントというのに残念です。  
   
  ここスピシュ城(Spišský hrad)は、スピシュスキー城とも呼ばれ、スピシュスケー・ポドフラジェ市の郊外の標高630m位のところにあり、スラブ人の城があったところに12世紀に建てられた、中欧でも大きなな城のひとつです。
城はハンガリー王国、サボイヤー家、トゥルゾー家、ツサースキー家と所有者が変わり、1945年から̪チェコスロバキア政府、そして1993年からはスロバキア政府の国有地となっています。
城は当初ロマネスク様式で要塞化されて建てられていましたが、その後ゴシック様式、そして後期ルネサンス様式と変化していますが、1780年の火災で焼失した後は廃墟と化しています。
城では、ドラゴンハート、冬のライオン等何回か映画の撮影が行われており、観光客に人気の高い城で、「世界の名城25選」にも選ばれており、ユネスコの世界遺産に「スピシュスキー場ととその関連文化財」として1993年に登録されています。

城では現在総合的な復元を目的とする遺跡および歴史的建造物の調査が開始されており、スロバキア国立博物館によって復元作業が行われています。
 
     
   
  晴れていればお城の案内の看板にあるこのような景色で見れたのにチョイと残念です。  
     
 
  
 
  城門をくぐって城内に入ります。壁にはユネスコの世界遺産プレートがあります、  
     
   
  霧はさらに濃くなり、視界はせいぜい5、60m位。画像処理ソフトで加工してもここまでしかよくなりません。  
   
     
 
 
 
  少し霧が晴れてきました。  
     
   
  喜んだのもつかの間、またまた霧が・・・  
     
   
  城内の展示室に武器、兵器、甲冑などが展示されています。  
   
     
   
  城内の礼拝堂  
     
 
  ロマネスク様式で建てられた最初の城の窓に用いられていた柱です。現在進められている復元作業の際に用いるようです。
      
 
 
  展示室の一部に拷問器具が置かれており、どのようにして拷問を行っていたかを表す絵も掲げられています。(下の写真)  
   
     
   
  城の全体模型図
 
     
   
      
   
  監視塔の螺旋階段  
     
   
  監視塔の上に出ましたが相変わらず霧が出ています。  
   
     
   
   
  結局霧が晴れないまま時間が過ぎ、次の目的地、ビィソケー・タトリに向けて午前10時45分出発です。  
     
     
     
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