ラヴェンナ
 
ヴェネツィアの空港からトイレ休憩を挟んで約2時間半でラヴェンナに到着です。ここラヴェンナには2004年のツアーの際に訪れているので2度目の観光です。
ラヴェンナは古代ローマ時代から中世にかけて栄えた町で旧市街にはいくつもの教会があり、このうち5世紀から6世紀にかけて建てられた初期キリスト教の聖堂が1996年にユネスコの世界文化遺産に「
ラヴェンナの初期キリスト教建築群」として登録されています。
 
旧市街に入るにはこのアドレアナ門をくぐります。11世紀にはすでに門が造られていたとのことですが現在の門は16世紀に建てられたもののようです。
 
   
        
サン・ヴィターレ聖堂
サン・ヴィターレ教会とも呼ばれるこの教会、6世紀前半にビザンチン様式で建てられた八角形の特殊な構造となっており、内陣のモザイク画は見ごたえがあります。  
 
        

西部ファサード
   
北東部ファサード
 
      
 
        
   
     
 
        
   
    
ガッラ・プラキディア霊廟
 
サン・ヴィターレ聖堂に隣接して建てられているこの霊廟、サン・ヴィターレ聖堂の付属建築物と間違えそうですが、サンタ・クローチェ教会堂の付属建築物として皇妹皇母ガッラ・プラキディアによって5世紀に建てられたもので、内部には5世紀のものといわれる3つの石棺が安置されています。こちらのモザイク画も見事です。
   
     
   
     
  アンドレア・コスタ広場
あまり大きな広場ではありませんが市場が開かれています。
 
     
  ポポロ広場
町の中心にある細長い広場で右側の建物は市庁舎です。
 
     
  サンタ・マリア・スッフラージョ教会
ポポロ広場の角奥に建つこの教会は、18世紀初頭にバロック様式で建てられた教会で、こちらも八角形の形をしています。
 
     
ダンテの墓
イタリア文学最大の詩人で叙事詩「神曲」で有名なダンテは1265年フィレンツェに生まれフィレンツェで育ちましたが 、教皇派と皇帝派の争いに巻き込まれてフィレンツェを追放されイタリア国内を転々として生活とていたとのことで、1321年にヴェネツィアで客死、ここラヴェンナに霊廟が設けられました。
廟の全景をとろうとしても多くの人が廟の前にたたずんでおり左の写真撮るのが精いっぱい、ちょっと残念。
    
 
     
 
 
     
     
     
   
     
     トップページに戻る    イタリアの小さな街々と世界遺産を訪ねる旅に戻る      サンマリノ共和国を見る