ピラミッドとスフィンクス
 
エジプトといえば、ピラミッドにスフィンクス、ツアーの最大の観光目的です。今から5000年前、紀元前3000年頃からの歴史を持つエジプト王朝の王の墓としてサッカーラに階段ピラミッドが造営されてから、キザにクフ王、カフラー王がピラミッドとスフィンクスを造営するなど数多くのピラミッドがエジプト国内の各地で造営されたようです。
生憎と気温も高く、風も吹いて若干砂嵐が発生してるようでギザ、ダフシュールでの写真は残念なものとなりました。

 
  クフ王(左)とカフラー王(右)のピラミッド
宿泊したホテルの窓から夜明け前に撮影したものですが、風により砂嵐が発生してるようで霞んで見えます。
 
  クフ王のピラミッド
紀元前2500年頃に造営されたとのことですが、造営当時の高さ146mが現在は137mと頂上部が欠けています。
写真では判りにくいですが、頂上部にアンテナ様のものが立っていてそこまで高さがあったことを示しています。
内部の王の玄室へ入ることができたのですが、低くて狭い階段を息を切らしながら数分かけて登ったところ何も置いてなくチョッとがっかり。
 
  カフラー王のピラミッド
高さ143mで、現在のクフ王のピラミッドより高くなっています。状態的にはクフ王のピラミッドよりきれいで、エジプトで最も美しいピラミッドといわれているそうです。
 
  ラクダ
ピラミッドのそばには観光客目当てのラクダと御者が大勢います。
日本人とみるとそばによって乗らないかと誘いますが、結構高いお金を要求されるようですので要注意。
(現地ガイドに交渉してもらうほうが良いようです。)
 
  カフラー王のピラミッドとスフィンクス
砂嵐のためきれいに取れないのがチョッと残念です。
 
  スフィンクス
高さ20m、全長57mととても大きいですが、そばで見ると鼻が欠けているのがわかります。
 
  屈折ピラミッド(上)と赤のピラミッド(下)
ダフシュールにあるスネフェル王(クフ王の父)のものとされているそうですが、ピラミッドの周りは砂漠のど真ん中といった感じです。
屈折ピラミッドの高さは105m、真ん中辺りで傾斜が変わっており、何のために変えたのか判っておらず、計画変更とも王の死期が近づいたので完成を急いだのではといわれているようです。
赤のピラミッドは使用されている石が赤っぽいのでこう呼ばれているようですが、高さは104mあり、断面が2等辺三角形の真正ピラミッドとしては一番古いものです。
いずれも砂嵐の影響であまり良い写真ではありません。
 
 
  太陽の船博物館
クフ王のピラミッドの後ろにあり、1954年に発見された「クフ王の船」とされる木造船が復元されています。
 
  発見されたロープ  
  復元された太陽の船
何に使用されたのか解明されていないようですが、長さは43mと結構大きいです。
 
  学生達
中学生くらいでしょうか、ピラミッドの見学に来たようです。
 
  階段ピラミッド
サッカーラにある最初のピラミッドとして知られるもので、ジォセル王の墓といわれており、日干し煉瓦による造営で、6段の階段状になっています。
最初は1段だけだったものを、その後拡張による継ぎ足しで6段になったとか、継ぎ目も見えるようです。
ピラミッドの周囲には塀があり、入口が設けられています。このピラミッドの周囲にはほかの建造物の跡も残っており葬祭神殿としできたようです。
下の写真はピラミッドへの入口となる列柱室です。
 
 
  車窓から見るピラミッド
アレキサンドリアへ移動する際に移したものですが、この日は結構良く見えていました。
 
  ライトアップされたピラミッド
夜間に「音と光のショー」が開催されてライトアップされていますが、ホテルの窓から撮影したものです。
(ホテルのライトがチョッと邪魔ですけど)
 
   
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