プリトヴィッツェ湖群国立公園 プリトヴィッツェ湖群国立公園はクロアチアの国立公園の中で最大(約192平方km)で、大小16の湖と92ヶ所の滝を形成する美しい景観をかもし出しています。エメラルドグリーンの色をした16の湖は山間から流れ出てくる水が森の中を標高636mから503mまで、およそ8kmにわたって滝によってつながれており、中でも落差78mのヴェリキ・スラップは見ごたえがあります。 ここプリトヴィッツェ湖群は19世紀の終わりごろから観光地化したとのことで、1949年当時のユーゴスラビア政府が国有化して国立公園としたもので、1979年に「プリトヴィッツェ湖群国立公園」としてユネスコの世界自然遺産に登録されたものの、独立時の紛争により大きな被害を受け一時期は危機遺産として指定されましたが現在は解除されています。 午前9時観光スタートです。まずは最大の滝であるヴェリキ・スラップを見ることになり、バスで移動し、その後トレイルと呼ばれる木道を通って湖と滝を観光します。 |
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展望台から見るヴェリキ・スラップ | |||||||
ヴェリキ・スラップとエメラルドグリーンの湖 |
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トレイル(遊歩道) インターネットやテレビの番組で見るとトレイルを数珠繋ぎになって歩く姿が見かけられますが、時間帯も早いせいかすれ違うこともあまりなく撮影するには最適な時期でした。 |
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ヴェリキ・スラップ |
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途中遊覧船に乗り対岸に渡ります。といってもわずか2、3分のことですが。 | |||||||
忘れられた犬 途中から首輪をつけた犬が我々を先導するかのように前を歩き出しました。現地ガイドの話では夏場に来た観光客が連れて帰るのを忘れたか置き去りにされたらしいとのことで、ここではよくあるそうです。 このような場合インターネットで飼い主を探すことにしているそうで、今年はすでに2頭の犬が飼い主のもとに帰ったけどこの犬はまだ飼い主が見つからないと話していました。 |
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とにかく水が澄んでおり、泳いでいる魚が手にとるように見えます。 | |||||||
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ベリキ・プルスタバッツ |
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石灰華 石灰華とはコケ、藻、バクテリアなどの光合成が関与して生まれた石灰質堆積物のことだそうで、この堆積物は1年に1cm位大きくなってゆくそうですから、これだけ大きくなるのにどのくらいの年数を経ているのでしょうか。 |
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アイビーゼラニウムの花 | |||||||
約3時間かかって湖と滝を見てまわりバスまで戻りますが最後はきついのぼり道です。それも階段が続きます。途中で「この階段どの位あるのですか」とガイドさんに聞いた人がいましたが「聞かないほうがいいでしよう。」との返事。後で聞いたところではなんと220段あるそうです。 プリトヴィッツェは例年9月下旬から10月中旬にかけてが紅葉の季節とのことでこの時期のツアーに申し込んだのですが、一週間ほど時期が早かったように感ずる結果でした。 ラストケ村 プリトヴィッツェの観光を終えて昼食をとった後に最後の観光目的地ザグレブに向かう途中バスが止まったのがここラストケ村でした。この村はコラナ河にスルニィチツァ河が流れ込む緑と水豊かな小さな村で、19世紀末ころに建てられた家々や18世紀に造られた水車があるそうで、1962年に国の文化歴史遺産に登録されたとのことですが、わずか数分、車道の脇にバスを止めて上から写真を撮るだけの観光となりましたけど、こんなところでのんびり歩くのもいいですよね。 |
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午後4時過ぎザグレブに到着です。 事前に貰った旅程表ではザグレブ市内の観光はないようになっていましたが、添乗員さんから少し市内観光いたしますとのこと。自分で歩くより仕方ないかなと思っていたのでラッキー!! でもザグレブは次の頁でどうぞ。 |
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