プノンペン

ホーチミンからプノンペンに移動すると気温はさらに上昇しなんと36度、猛暑日です。湿気も多いのですぐに汗が噴出してきます。
プノンペンはカンボジアの首都で、その地名はクメール語で「ペン婦人の丘」とのことでメコン川とトンレサップ川の合流する位置にあります。内戦の影響もあり、一時期廃墟と化していたこともあって観光する場所としてはそんなに多くありません。人口は約140万人くらいとのことですが、この街もバイクの数がものすごくただ走るだけでなくむやみやたらに警笛を鳴らしますので外にいると頭が痛くなりそうです。

国立博物館
クメール様式の赤褐色のこの博物館、1920年フランス植民地時代に建てられ、4世紀から15世紀に隆盛を誇ったクメール王朝の美術品が収蔵されていますが、内部は撮影禁止となっており、やむなく外観と中庭のみ撮影。
 
 

正面入り口
 
旅人の木(ゴクラクチョウカ科)
  
  
 
 
独立記念の塔
クロール様式で建てられたこの塔は1954年フランスから完全に独立したことを祝って建てられたもので、シアヌーク通りとノロドム通りが交差するロータリーにあります。

バイクの来ないつかの間のシャッターチャンスで撮った一枚です。
   
        
  バイクタクシー
モト・ドッブとも呼ばれる市民の交通機関。このほかにもバイクで客を乗せることもあるようで、歩道で写真を撮っているとすぐに乗らないかと頻繁に声をかけられます。
料金は決まってないので乗る前に交渉が必要とか。
 
        
  ワットプノン
トンレサップ川近くの丘の上にある14世紀に建てられた寺(現在のものは4代目とか)で、プノンペンの地名の由来にもなった由緒ある寺ですが、遠景からの撮影タイムのみの観光となりました。
 
        
  トンレサップ川と日本橋
プノンペンの市内を流れるトンレサップ川に架かる絆橋、内戦により破壊された橋をシアヌーク国王から日本政府に復興を持ちかけられ、無償で造られたとのことで、カンボジアと日本の友好を深めることから絆橋と命名されたそうですが、「日本橋」ともよばれているようで、カンボジアの500リエル紙幣の図柄に用いられています。
  
 
        
王宮
1866年当時の国王のノロドム王がプノンペンを都としたときに木造建築により建てられており、現在の王宮は1919年に再建されたとのことで、戴冠式や国王の誕生日など重要な王室行事が執り行われるています。なお、外観の撮影はできますが、内部は撮影禁止となっています。
 
        
   
即位殿(この建物で国王の戴冠式や重要な王室行事が執り行われます。)  
    
   
ナーガ
階段の両側にあるこの彫刻、7つの頭を持つコブラの彫刻でヒンドゥ教の蛇の神様でクメール文化に欠かせないシンボルとのこと。
 
     
  象のプラットフォーム
建物の前テラスとなっていてちょうど象の背の高さに造られ、ここで象に乗ることから象のプラットフォームと呼ばれているようです。(左側の花はプルメリアの花です。)
 
   
  ストゥーパ
サンスクリット語で、日本語にすると「卒塔婆塔」。但し、日本の卒塔婆は木の板の供養塔ですが、本来は饅頭のような形で造られていた仏教建築だそうです。
 
     
  王家の居館
普段王家の家族はこちらで住まわれているとのこと。
 
     
  宝庫  
   
銀寺(シルバーパゴダ)
王宮と塀を隔てて建てられており、王宮の仏教行事のため建てられたもので名前の由来は床が銀のタイルで敷き詰められているからとのことですが、こちらも内部は撮影禁止。 
 
        
   
        
クメールビレッジ
カンボジアの田舎風景が見られる村とのことでしたが、わずか15分くらいの観光で撮った写真も10枚足らずとなりました。
 
   
       
   
訪れたときが中度昼前の時間、一家総出で昔ながらの臼でカンボジアヌードルを作っているところでした。    
       
        
       
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