水口城と近江八幡の町並み(撮影2010.8.26)

水口城

滋賀県甲賀市にある水口は東海道の50番目の宿場町であり、関が原の戦い後徳川幕府の直轄地(天領)となり、三代将軍徳川家光が京都へ上洛する際にその宿館として築かれたのがこの水口城(水口御茶屋)で、小堀遠州により二条城を模して造られたとのことです。
ただ、将軍の利用はこの一回きりで終わり、その後加藤氏が水口藩城主として明治まで入城していました。明治に入って廃城令によりほとんどが取り壊され、本丸跡は学校の敷地として利用され、平成3年に出丸部分を修復再建して水口資料館として利用しています。あいにく朝早い時間に着いたため内部は見れませんでした。

 
  
 
 
 
    
近江八幡の町並み

近江商人で知られるこの町にも、豊臣秀吉の甥である豊臣秀次が築いた八幡城の跡があるとのことで寄りましたが、八幡山にロープウェーで登ってみたところ、村雨御所瑞龍寺のほかは石垣がところどころ残っているだけ。
近江平野を一望できる展望も30度を越す暑さのせいか霞んでよく見えない状況でした。

 
 
 
八幡堀と新町通り

近江八幡の昔の姿を残すこの地区は、国の重要伝統的建造物群保存地区 として指定されています。 
ここ八幡堀は江戸情緒を残す風景でもあり、映画やテレビのドラマの時代劇の場面でのロケ地としてよく用いられています。
 
 
 
       
    
       
   
       
 
       
   
       
   
森五郎兵衛邸   旧西川家住宅  
        
        
        
           トップページに戻る            彦根城と長浜城を見る