オリンピアの遺跡(1989年世界文化遺産登録) オリンピアの街は小さな街で、街そのものは見るところは余りありませんが、古代オリンピック発祥の地として有名です。 街は紀元前20世紀頃からゼウスを祭る神域として栄え、紀元前8世紀から開催された古代オリンピックの開催地として発展しましたが、大地震により地中に没していたのが19世紀になって発掘されたとのことです。 |
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オリンピアの市街 人口も1500人位の街とのことで朝早い時間は人通りもありません。 |
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フィリッペイオン 紀元前338年のカイロネイアの戦いでの戦勝記念にフィリッポス2世が献呈したといわれている建物です。 |
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ヘラ神殿 紀元前650年頃に造られたギリシアで最も古いドリス式の神殿です。 |
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聖火の採火場 4年ごとに開催されるオリンピックでは聖火の採火儀式がテレビで放映されますが、ヘラ神殿の入り口のそばにあります。 |
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フィリッペイオン 紀元前338年にフィリッポス2世がカイロネイアの戦いの戦勝記念として献呈した建物とのことで、円形の建物です。発掘当時は礎石しかなかったようですが復元されてこのような形で保存されています。 |
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凱旋門 暴君ネロが建てたといわれるこの凱旋門は、オリンピック競技場への入場門となっています。 |
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スタジアム 凱旋門をくぐると緑の観客席に囲まれたスタジアムがあります。収容人員3万人のこのスタジアムはトラック一周が192m。石灰石が埋め込まれたたスタートラインが残っています。 当時のオリンピックでは、厳しい訓練を経た若者が全裸でここで技を競っていたということです。 |
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