トズール〜 山岳オアシスの村 〜 大塩湖(ショット・エル・ジョリド)〜 砂漠の夕日
 
ジャメル砂丘の日の出

観光4日目の今日はジャメル砂丘からの日の出を見るということで、モーニングコールは午前5時。顔を洗ったのみで5時半には4WDに分乗して出発です。車は制限速度50kmを軽くオーバーして80から90kmのスピードで疾走し、日の出前にジャメル砂丘に到着しましたが、あいにくの曇り空。それでもカメラを構えて何枚か撮影しましたが、使えそうなものは一枚もなし。こんなこともたまにはあります。
  
オング・エル・ジュメル
 
砂丘での日の出をあきらめ次についたのが、かの有名な映画「スター・ウォーズ」のロケ地となり、オング・エル・ジュメルと呼ばれているところ。当時の撮影セットがそのまま残っており、これが見たいといっていた若い人たちは写真撮りまくり状態です。ついてすぐに雲の切れ間より日が差してきて、先ほどの鬱憤を若干晴らすことができました。
 
   
   
   

オング・エル・ジュメルで写真を撮った後一度ホテルに戻って朝食を食べてから、8時半に山岳オアシスの村に向けて出発です。
山岳オアシスの村へ行く途中で撮ったのが下の2枚の写真です。左写真は放牧されているラクダ。右の写真は道路標識で、なんとラクダの絵が、絵の下には「ラクダ横断注意」の文字が書かれています。さすが、アラブ!!ですね。

 
 
   

山岳オアシスの村ミデス

アルジェリアとの国境に近いところにあるタメルザ峡谷の山岳オアシスの村まで約1時間。最初についたのはその中でも一番国境に使い村ミデスです。
写真のように切り立った断崖絶壁が続いています。100m以上はもあるかと思える下を見るため崖の端まで行って写真を撮りましたが、ガードレールが設置されているわけではないし、かなり危険な場所です。
高所恐怖症の方にはとても耐えられないような光景です。峡谷には細い川が流れていますが、水の量は非常に少ないように見えます。それでもこの村40年前の大洪水により廃墟となった家々があるようです。
 
   
山岳オアシスの村タメルザ

ミデスから車で10分くらい戻ったところにあるこの村も40年前の大洪水によりベルベル人の村が廃墟となったそうで、タメルザ・パラスというホテルのバルコニーに立つと川を挟んで対岸にその廃屋が見えます。見ると川は殆ど干上がっていますが、ひとたび降ればこの幅いっぱいになるんでしょうか。
 
   
   
   

山岳オアシスの村シェビカ

山岳オアシスの入口となるこの村、ミデス、タメルザよりちょっと大きい村のようですが、ここも洪水で廃墟となったところで、あちこちにその痕跡が残っています。村の裏には結構きつい小山があり、10分くらい登ると周りの景色が一望できますし、反対側を見るとしたにはオアシスがあります。
 
新しいシェビカの村   洪水で廃墟となった建物。この入口を入って行くと山のほうに行けます。  
  山の中腹には山羊のモニュメントが  
オアシスにある滝   オアシスには蛙がいました  

トズールのメディナ

20分くらいの散策でしたが、そんなに大きいところではなく、歩いて数分くらいで反対側に出てしまう小さなメディナです。
 
   
   
  メディナにある市場の肉屋の店頭には牛の頭が  

大塩湖ショット・エル・ジェリド


トズールからドゥーズに向かう途中にあるのがこの大塩湖です。その面積なんと5000平方kmとか。日本の琵琶湖の7倍以上、トルコで見たトウズ湖の3倍以上の大きさです。3月半ばのこの時期はまだそんなに暑くもないので水が残っているのが見えます。
上左の写真はバスの中から撮った蜃気楼の写真です。上右の写真は大塩湖の中央を通る道路で、真直ぐな道が延々と続きます。

 
   
   
   
  ファトナザの風景
大塩湖を過ぎてトズールに着く一寸前に立ち寄ったのがこのファトナザ。岩の風化によりこのような風景が見られます。ただ、風も強く持っているカメラに砂がついてしまうため、この一枚で撮影を中止しました。
 
ドゥーズのラクダ体験と夕日
 
ラクダに乗ってサハラ砂漠の夕日を見ることとなりましたが、「2ディナール(140円位)払うとベドゥィンの衣装とターバンが借りれます」との添乗員さんの話に、ツアー客全員が着用。
ラクダに乗って砂漠を歩くこと約30分、なかなか日も落ちませんし、風が強く結構寒く感じました。(カメラは先ほどのファトナザで懲りたので一眼レフをしまいコンパクトデジカメに変更して撮っています。)
 
   
   
 
 
   
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