オアマルとモエラキ・ボルダーの奇石 オアマル クライストチャーチ空港に10時に到着したものの持ち込み荷物の検査で時間がかかり、11時半過ぎ、約250km南にあるオアマルに向けてようやく出発です。途中にあるティマルで昼食をとってオアマルに到着したのは午後3時40分。ホテルにチェックインして荷物を置いてから市内観光スタートです。 ここオアマル(「オマル」或いは「オマルー」とも呼ばれています。)は南島オタゴ地方にあり人口13000人ほどの小さな街ですが、12世紀にマオリ族が入植して海産物や狩猟で生活を始め地元産の石で作った工芸品を販売していました。17世紀後半にはヨーロッパからの調査船が来航しだし、18世紀初頭には船の帆布に使用する「亜麻」を収穫するために入植が始まり、1829年に捕鯨船員たちが入植して定住者が増えだしたとのことです。 街の古い建物はこの地方で採石される「オアマルストーン」と呼ばれる石灰石を用いてビクトリア様式で建てられています。 |
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街のメインストリートである「テームズ・ストリート」 銀行、商店街などがありますがひっそりとしています。 |
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オペラハウス テムズストリートにあるこのオペラハウスは19世紀にオアマルストーンで建てられたたもので1907年に正式オープン、街の政治、文化の拠点として利用されており、ニュージーランドの建築遺産とされています。 晴れていれば建物の色も映えて撮れるのですがあいにくの曇り空です。 |
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オペラハウスの隣に建てられている裁判所ですが、調べるといまは利用されておらずティマルの裁判所を利用するとなっています。 | |||
郵便局 テムズストリートに面して建てられており、手前の小さい建物は古い郵便局で現在はパフレストランとして利用されており、奥のオアマルストーンで建てられているのが現在の郵便局です。 でも人口13000人足らずの街の郵便局にしては豪華に感じませんか。 |
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今はパブレストランとなっている古い郵便局、看板には1864年開設の文字が。 | |||
ANZ銀行オアマル支店 郵便局と道路を隔てて反対側にあり銀行とは思えない荘厳な造りの建物です。 |
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踏み切りの標識 標識には「ALCOHOL PROHIBITED」とスケートボード禁止の標識も。 調べてみるとニュージーランドでは公共の場では飲酒は禁止で場合によっては罰金も科せられるとか。お酒の好きな方要注意です。 |
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聖ルーク英国国教会 テムズ・ストリートとイッチェン・ストリートが交差するところにあるこの教会19世紀後半に建てられ数回の改築を経て現在の姿になったようです。 |
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古い倉庫街 街の南側にある港の近くにあるハーバー・ストリートの周りはオアマルストーンで建てられた倉庫がいくつもあります。 |
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旧オアマル駅 街の中心部からちょっと離れたところにあるこの駅、細長い木造の建物で1900年に造られたとか。現在はアーティストのギャラリーやショップとして使われているようですが、最盛期には多くの乗降客でにぎわっていたようです。 |
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オアマルの港 最盛期には亜麻の積み出しや捕鯨船の中継地としてにぎわっていた港のようで長い桟橋も見えますが今は漁船やヨットが見えるだけ、砂浜ではカヌーの練習をする学生の姿もありました。 |
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このオアマルの近くにはペンギンのコロニーがあり夜にはペンギンが上陸してくるのでこれを見学することができますが、写真を撮ることはできないし、来る途中の飛行機でほとんど寝ていないのでパスして早めにベッドに入ることにしました。 |
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モエラキ・ボルダーの奇石 12月5日今日も曇り空の中観光スタートです。午前9時ホテルを出発してオアマルのホテルからダニーデンへ向かう途中に立ち寄ったのがこの「モエラキ・ボルダー」です。場所的にはハムデンとモエラキの中間にある海岸で、砂浜には丸い大きな石がいくつも転がっています。 この石大きなものは直径が1m近くもある巨石で、6000万年とも言われる長い時間をかけて化石や骨のかけらなどを核に鉱石が付着し、化学的な作用で結晶化してこのような形になったものと推定されており、海底にあったものが侵食や隆起により地表面に現れたとのことです。 |
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