能登の旅 その3  
                                       
  輪島の朝市(2020.02.13撮影)

市内の本町・朝市通りで行われる輪島朝市は、千葉県勝浦市の勝浦朝市、岐阜県高山市の宮川朝市と並んで日本三大朝市と称せられる人気の朝市です。このほかに佐賀県唐津市の呼子で行われる呼子の朝市を含めて日本四大朝市とも称せられています。
朝市は、平安時代から行われていたという古い歴史があり、神社の祭礼などの際に生産物などを持ち寄って物々交換していたのが始まりといわれており、室町時代には毎月4と9のつく日に市が開催されるようになり、明治時代に入って毎日開催されるようになりました。
市の行われるのは輪島漁港にほど近い朝市通りです。

360mほどの朝市通りの両側には生鮮魚介類、加工海産物や加工食品、農産物、民芸品や雑貨など合計で350店もの出店が仮設テントに多くの商品を出品してお客を待ちます。


(現在では毎月2回の定休日があるようで年間カレンダーも公表されています。)
 
     
 
 
  朝市の営業は冬場は朝8時からとのこと、帰りの飛行機の出発時間が早いので、ホテル出発は午前9時20分、街歩きは1時間しかできません。
 
 
   
  民家の軒先には干し大根がぶら下がっています。「凍み大根」ともいうようで、軒先に1か月ほど吊るして干すようです。ちょうど通りかかった人がいたので聞いてみると干した後に漬物にしたり、煮物にして食べるとか。
 
 
 
 
 
     
   
  少し早めに出かけてみると8時には少し間があり、お店も開店準備中のところが多く、観光客もほとんど出ていません。今日は雨の予報でしたが意外と早く雨が上がり、傘をささずに街歩きができそうです。
 
 
   
     
   
  こちらのお店は海産物加工品のようです。  
     
   
  左から赤魚の醤油漬け、マフグのしょうゆ漬け、アジの干物お店を開いたばかりですので、客は私だけ。魚大好きな私ですので早速買い求めます。おばちゃん威勢よくおまけしてくれました。
 
 
   
  こちらは無料の休憩所。冬場は解放していませんが、炭火が熾されて干物などを買い求めたお客は、ここで自分で焼き上げて食べることができるようです。 
 
 
   
     
   
     
 
 左は真鱈、右は黒メバル。真鱈の大きいのは10Kgくらいありそうです。
 
     
 
朝市通りの両側にはいくつもの小路(路地)があります。時間があればブラブラ歩いてみたいんですけどね
 
     
   
  鮃(ひらめ) とマトウダイ
マトウダイ(馬頭鯛)は体の側面に弓道の的のような黒色斑があることから、マトダイ(的鯛)とも呼ばれており、ここ輪島のある石川地方ではクルマダイとも呼ばれています。
 
 
 



朝市通りの中央付近にあるのがこの永井豪記念館です。
永井豪は、ここ輪島の生まれで、「ハレンチ学園」、「マジンガーZ」や「キューティーハニー」など多くの人気漫画を描いた漫画家です。
 
     
   
  路面はまだ雨の残りが見受けられますが、青空となってきました。出店もまだだそろっておらずもう少し写真を撮りたいんですけど、そろそろホテルに戻ってパッキングしないといけません。残念ですが戻ることに・・・・  
     
     
     
     
     
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