黒石こみせ通り

黒石は江戸時代弘前藩の黒石陣屋がおかれたところで、中心部に近い中町のこみせ通りには当時の面影を残すアーケード街があります。アーケードといっても今流行のものではなく、木造のもので商家の軒に併設されている形で、これだけのものが残っているのは全国でも余り見かけないものとか。
日本の道百選に選定された道で、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されており、なかでも「高橋家住宅」は国の重要文化財に指定されています。
通りには電線があるので写真的にはいまいちですが、街の人に聞いたところでは黒石は財政難とかでなかなかほかの街のように整備に手が回らないとか。
 
  
 
 
  
 
 
高橋家住宅
江戸時代中期の1763年(宝暦13年)に建てられた黒石藩御用達の商家で米、味噌、醤油等の販売を行っていたとのことで、津軽地方の町屋建築(商家建築)を代表する建物として1973年(昭和48年)に国指定重要文化財に指定されています。
 
  今年は例年より雪が多いとのことで、雪かきをしていた人に聞いたところ軒いっぱいまで雪が積もったとか。  
   
黒石市第3消防部屯所(青森県重宝)
1924年(大正13年)に建てられた木造2階建ての建物で、屋根上部に洋風の火の見櫓があり、周りにバルコニーが設けられています。
この第3消防部屯所のほかに、第1、第2の屯所が残されているようです。
       
 
   
黒石にはほかにも見所があるようですが、わずか30分ほどの自由時間で出発。ちょっと残念です。  
   
       
       
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