塩屋埼灯台と勿来の関跡(2010年1月と8月に撮影)
 
塩屋埼灯台
明治32年(1899年)に塩屋埼の丘の上に建設され、太平洋戦争では格好の標的となり破壊され当時の職員も殉職したようです。戦後修復され、昭和32年には木下恵介監督による映画「喜びも悲しみも幾歳月」のロケも行われたとのこと。
灯台は急な階段を5分くらい登った岬の頂上にあるので結構大変です。
  
 
灯台から見る薄磯海岸とひばり街道 灯台から見る船附の港と合磯岬
        
灯台への登り口には、映画「喜びも悲しみも幾歳月」の記念碑があります。
 
「みだれ髪」の碑
灯台への登り口そばには、美空ひばりが晩年(1987年)に歌ってヒットした「みだれ髪」の歌碑(左)と記念碑(右)があります。
記念碑のそばに立つとみだれ髪の歌が流れだします。
 
薄磯海岸
太平洋に面したこの海岸は海水浴場として人気が高く、夏には1kmにも及ぶ砂浜が海水浴客でにぎわうようです。 
 
薄磯海岸から見る塩屋埼灯台
 
いわきマリンタワー
三崎公園のシンボルとして建つこの塔、高さは約60mあり、展望台からはいわき市内が一望できますが、あいにくと曇り空。
 
三崎公園
総面積が70万uあり、冬の今は訪れる人が少ないですが、遊技施設やバーベキュー設備等も整っていて暖かくなると家族連れでにぎわっているようです。
 
   
   
潮見台
岬の突端にあり、海に突き出した観潮台からは太平洋が一望できます。 
 
   
紙本著色磐城七浜捕鯨絵巻
いわき市の漁協の壁に描かれたこの絵、江戸時代にいわきで行われていた鯨漁の様子が描かれているもので、実物はいわき市の美術館に保存されています。
 
   
巨大津波観測施設
三崎公園からいわき市内に行く途中の松下海岸に設置されており、通常の津波観測用の検潮所では測れないような巨大津波の観測用に全国10か所に設置したものですが、作動しないのを願うしかありませんね。
 
   
アクアマリン
正式名称は「ふくしま海洋科学館」 といい、小名浜港のそばにあります。ショーなどは行っていませんが、結構見所があります。
入場料1600円はちょっと高いですけど・・・
 
   
 
いわきで見る日の出(左)と照島(右)。照島はウミウとヒメウの生息地として知られています。  
   
勿来の関跡
勿来の関は奈良時代に蝦夷の南下を防ぐために設けられたという説もあるようですが、明確にこの地にあったという確証はないようです。しかしながら、平安時代の昔から多くの歌人が歌枕として「なこそ」を用いており、江戸時代のはじめにこの地を「なこその関跡」として整備したことが残されているようです。
現在は、福島県立自然公園として整備された中にあり、「詩歌の小道には「なこそ」を呼んだ歌人の歌碑や句碑がいくつもあります。ただ、拓本を採る方が採った痕をきれいに掃除していないので、見難くなっているのがあるのが残念です。
 
   

詩歌の小道への入り口

源義家(八幡太郎)の銅像
 
   
源義家の歌碑
「吹く風をなこその関とおもへとも道もせに散る山桜かな」
 
   
松尾芭蕉の句碑
「風流のはしめやおくの田植えうた」
 
   
 
詩歌の小道  
   
        
        
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