グラスゴー イギリスのスコットランド地方の南西部にあるグラスゴーはスコットランド地方最大の都市で、16世紀にクライド川の水運を利用した貿易で発展し、18世紀の産業革命によって綿工業、造船業など工業化も進み一時は大英帝国第2の年として栄えましたが、第2次世界大戦後は造船所の閉鎖が相次ぎ治安も悪くなる時期がありました。現在は金融を中心に経済も安定しており、15世紀に創立されたという古い歴史を持つグラスゴー大学があり、産業都市であるとともに芸術、文化の町として訪れる人も年間300万人位とロンドン、エジンバラに次いで3番目となっています。 |
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グラスゴー大学 グラスゴー大学は1451年に設立された500年以上の歴史を有する英語圏最古の大学の一つであり、蒸気機関の発明や電力単位のワット(W)で知られるジェームズ・ワット、経済学の祖であり国富論を著したアダム・スミス、物理学者のウィリアム・トムソン(ケルヴィン卿)など歴史上の重要人物も多く輩出しています。日本からもタカヂアスターゼやアドレナリンの発明で知られる高峰譲吉、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴正孝など多くの人がここに留学していました。 古い歴史を持つだけあって建物は大学の建物という感じがしません、まるで宮殿のような感じです。 |
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ケルビングローブ美術館・博物館 大学構内から見えるこの建物は1901年に開館されたもので、スペインのバロック風に建てられており、ヨーロッパの芸術作品やケルビングローブ・ハウス博物館から移された世界の武器や防具などが所蔵されています。 |
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ジョージ・スクエア 正面に市庁舎があるこの広場、ジョージⅢ世の名に因んでつけられておりグラスゴーの中心です。広場の右側にはネルソン提督の像(小さくて黒い像です)と中央の高い柱の上には小説家ウォルター・スコットの像があります。 なんでも冬にはここにスケートリンクが設置されるとか。(調べるとグラスゴーの冬の最高気温の平均は6℃、これなら屋外リンクも氷が若干融ける位でしょうか?) 帰ってから調べるとこの広場にはほかにも蒸気機関を生み出したジェームス・ワット、ヴィクトリア女王やその夫のアルバート公などの銅像があるようです。 |
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グラスゴー市庁舎 1883年にルネサンス様式で建てられたもので、正面中央の三角屋根の上の旗はイギリス国旗ではなくスコットランド国旗が掲げられています。 市庁舎前には第一次、第二次世界大戦の戦死者の慰霊碑です。 |
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クィーン・ストリート駅(ヨーロッパの駅では改札口がなくホームまで行くことができますが、イギリスでは改札口があります。それも自動改札ですので切符がないとは入れません。) | ||||||||||||||
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午後6時観光を終えてホテルに戻り夕食。でも外はまだ明るい、カメラを持っても一度写真を撮りに。 | ||||||||||||||
グラスゴー・セントラル駅 1879年に開業し年間利用者3400万人といわれているスコットランド最大の鉄道駅です。 |
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トレード・ストーン歩道橋 2009年に架けられたクライド川に架かる歩行者専用の橋でS字型に曲がりくねっています。撮った時間は午後9時だというのにまだこの明るさ日没までには数十分かかりそうです。 |
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