フランクフルト
 
我々は単に「フランクフルト」と呼んでいますが、ドイツ国内には旧東ドイツのポーランドとの国境近くに「フランクフルト・アン・デア・オーダー」という街があるため、区別して「フランクフルト・アム・マイン」と言うそうです。第2次世界大戦で多大な被害を受けたこの街は、見事に復興されドイツの商業・金融の中心として古い建物に混じって超高層ビルが林立する街となっています。
アイゼルナー橋から見るフランクフルト市街
カテリーナ教会
14世紀に建てられたこの教会、元は女子修道院だったそうで、17世紀の後半に新たに建て直してプロテスタント教会として用いられるようになったそうです。かの文豪ゲーテがここで洗礼を受けたとか。
歴史博物館
レーマー広場に面して立てられており、フランクフルトの歴史を物語る展示物や芸術品が展示されています。写真はマイン川側から撮ったものです。
最終日、朝から晴れていて今回のツアーで初めてすっきりした天気で観光ができそうです。
飛行機の出発は夜の8時過ぎなので、夕方の5時半まで自由行動とのことで、ツアー参加者はフランクフルト市内の自由行動。我々夫婦は前日三越でもらった日本語版の簡単な市内地図を片手に市内の散策を行いました。
エッシェンハイマー塔
1422年に造られたもので、当時の街を守るための城壁、そして数十の監視塔が造られたそうですが、現在残っているもののうち最もきれいなものとのことです。現在は一階の部分がカフェになっています。
超高層ビル
街の中にはいくつもの超高層ビルが建ち並んでいます。19年前に訪れたときはこのような超高層ビルは見かけられませんでした。
    
フランクフルト中央駅
ドイツ最大のターミナル駅でドイツの新幹線ICEをはじめドイツ国内はもとよりヨーロッパ各国への国際列車の発着駅でもあります。
マイン川の風景と河川敷のプラタナス並木
左はウンターマイン橋の上からアイゼルナー橋方面を撮ったもので、右の写真はマイン川の河川敷の並木道です。
アイゼルナー橋から見る市街の風景
旧市街の古い建物の後ろには近代的な超高層ビルが建ち並んでいます。
アイゼルナー橋
100年以上前にマイン川に架けられた歩行者及び自転車専用の橋で、橋の両側には自転車用のエレベータが備え付けられています。川の左の写真で左岸の尖塔は大聖堂の塔で、右岸の尖塔はドライケーニッヒ(三王)教会の塔です。
ニコライ教会
レーマー広場に面して建つこの教会は、13世紀の末に宮廷の礼拝堂として建てられたもので、第2次世界大戦において爆撃の被害を受けなかった数少ない建物のひとつだそうです。
レーマー広場と旧市庁舎
レーマー広場に建つ旧市庁舎(レーマーベルク)は、貴族の家として建てられたゴシック様式の切妻屋根の建物です。訪れたときはクリスマスも近いとのことで、大きなもみの木を持ち込んでクレーンで作業をしているところでした。11月も下旬になるとこの広場はクリスマスマーケットで大賑わいとなるようです。
ローマ遺跡
フランクフルト市内でもローマ時代の遺跡は結構あるようで、この遺跡はレーマー広場から大聖堂に行く途中にあります。
大聖堂(バルトロメウス大聖堂)
13世紀から15世紀にかけて建てられたゴシック様式のこの教会では、神聖ローマ帝国の皇帝の選挙や戴冠式が行われた場所とのことで、右の写真の塔は高さが95mあり15世紀のはじめから450年近くかけて建てられたそうで、シーズンオフで塔に登ることはできませんでしたが、上にあがると市街が一望できるようです。
ドライケーニッヒ(三王)教会
アイゼルナー橋を渡ったザクセンハウゼン地区にありますが、その歴史を調べたのですが見つかりませんでした。
パウルス教会
パウルス広場にある教会で、この建物は赤い砂岩でできているようで、色を塗ったわけではありません。この教会では、ドイツで最初の国民議会が開催されており、ドイツの民主主義のシンボルとなっているとのことです。
アルテ・オペラ
19世紀の後半に建てられた旧オペラ座ですが、第2次世界大戦で破壊され、戦後市民の寄付により再建されて現在はコンサートホールとして使用されています。
ゲーテハウス
写真は「ゲーテ博物館」ですが、ここを入るとゲーテの生家があります。19年前に訪れたときは、確か博物館はなかったと記憶しています。
ゲーテの生家は17世紀に建てられたものですが、爆撃で破壊されたものを復元して当時の生活が窺えるようになっています。
市場
コンスタープラーヴァッヘ駅の近くの広場では花、野菜、果物、肉類等を打っている屋台風の市場があります。といっても生産者直送の産直市場だそうですが、買い物の市民でにぎわっていました。
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