ハーグとデルフト
 
 
ハーグ
 
ツアーは、オランダの政治の中心地であるハーグからスタートです。正式には「デン・ハーグ」というようですが、地図で見てもガイドブックで見ても「ハーグ」となっています。
ホテルを出発して1時間でハーグに到着しましたが、『真珠の首飾りの少女』のあるマウリッツハイス美術館は10時開館とのことで、すぐ隣にあるビネンホフ(国会議事堂)の見学からスタートです。

 
 
ビネンホフの建物は13世紀にホランド伯爵の居城として建てられたもので、左上の写真は上院、下院や政府機関が入っている建物で、右上の写真はホフフェイアの池から見たビネンホフ。下の写真は中庭に立つ通称「騎士の館(リッテルザール)」と呼ばれている国会議事堂です。
  
 
        
  マウリッツハイス美術館
オランダを代表するこの博物館。17世紀の建てられた古典主義建築で建てられており、中にはフェルメールの描いた『真珠の首飾りの少女』や、『デルフトの眺望』など数多くの絵画が収められています。残念なことに内では撮影禁止。
 
        
マウリッツハイス美術館の見学が1時間半とのことで、『真珠の首飾りの少女』や、『デルフトの眺望』を見てから添乗員さんに断ってハーグ市街の撮影に。
  
 
  ホフフェイアの池のそばにいたカモの親子です。  
        
古代拷問器具博物館
ビネンホフと通りを隔てたところにあり、14世紀にビネンホフへのゲートとして建てられたとのことですが、その後一時期監獄として利用されていたとか。中には入りませんでしたが、当時の様子がうかがえる拷問器具が残されているとのこと。
 
        

旧市庁舎

聖ヤコブ教会
 
   
平和宮(国際司法裁判所)
アメリカの鉄鋼王カーネギーの寄付により建てられたこの建物。国際紛争解決のための裁判所として機能しており、小和田恆氏(皇太子妃雅子様のご尊父)が現在所長を務めています。
 
 
 
平和宮の入り口そばには「世界平和の火」(左の写真)があり、各国から贈られた石で取り囲まれていますが日本の石の小さいこと(右の写真の中央にある白っぽい石の下左側の黒い石)。大きい方がいいとはいいませんけど、なんでこんな小さい石なんだろうというのがツアー参加者の意見。
 
 
 
スヘフェニンゲン
なんと発音しにくい地名でしょうか。何べん言おうとしてもうまくできません。添乗員さんいわく「スケベニンゲン」を少しなまらしていった方が通じるかもとのこと。昼食に立ち寄ったハーグ郊外のリゾート地で、北海に面しており、海岸にはバンジージャンプのジャンプ台が設置されていました。 
 
 
 
     
デルフト
 
スヘフェニンゲンから30分くらいでデルフトに到着です。ここはデルフト焼きで有名なところで、画家フェルメールが暮らした街でもあります。デルフト焼きの工房で、我々ツアー客もデルフト焼きに挑戦です。
 
 
    左が下絵に色付けしたもの。右が焼きあがったものです。  
旧教会の鐘楼
13世紀の初めに建てられたデルフト最古の教会で、少し傾いています。教会にはフェルメールの墓(右の写真)があります。
 
     
        
  新教会の鐘楼
14世紀の後半に建てられた後期ゴシック様式の教会で、マルクト広場に面して市庁舎と向かい合うように建っています。訪れたこの日はマルクト広場では市が開かれてお、り賑っていました。 
 
        
  市庁舎
もとは牢獄として建てられたというこの建物、13世紀の建造で、17世紀に火災にあったため再建されいるため、バロックを様式とルネッサンス様式が混在しているとのこと。 
 
        
  街の中の運河  
        
  跳ね橋
さすがオランダ!デルフトを出発してすぐに赤信号。運河は船の通航待ちで人も車もストップです。
 
  
 
     
    ベネルクス三国に戻る    オランダに戻る     キンデルダイクの風車網    トップページに戻る